あらすじ
謎に包まれたセカンドの出生。彼が死んだ生き物を生き返らせたり、手を触れずに物を動かしたりする不可思議な力を持っていたのも、それに関わるものだった。――卵子のみで人間の子供を作る、単為生殖。その実験で初めて生まれた「男性」の成功例がセカンドだったのだ。そして、処女懐妊という『神』を生み出す実験に選ばれてしまったのは…? セカンドとナツメたちの関係が明かされる第18巻!
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Posted by ブクログ
セカンドの出生の秘密と、理由。
プロメテウスとは、なにかが明示される。
うーん。
魔法があって、巨大な科学力があるってこと。
いや、科学力が巨大すぎて魔法みたいなものが存在してしまう。って、とある魔術の禁書目録、みたいなことか。
と、納得。
でもって、プロメテウス計画の必要性が感じられないのだけど、感じられないところが怖いところか。
完全に、命をもてあそんでるよね。
だからこそ、ラゼルの地に足がついた感覚が必要なのか。
にしても、子供の頃はまっとうだったセカンド。いったいどうした?
いや、もともとそういう性格ではあるのか。でもって、あの子供時代があるからこそ、ラゼルの存在によって揺らいでいるのか。
素地が全くないというわけではなかった、というのがしぶいな。