あらすじ
▼第46話/蝶の日▼第47話/傷の名前▼第48話/暁のイージス ●主な登場人物/楯雁人(たて・かりと。12年前に妻子と右腕を“蝶”に奪われた元警視庁SAT隊員。鋼鉄の義手をつけ、闇の世界に生きる“護り屋”となる)、蝶(バタフライ。雁人の全てを奪った国際指名手配中のテロリスト。その手で十字の傷を刻まれた者は、必ずテロリストになると言われ“テロリスト・メイカー”と呼ばれる)●あらすじ/48時間後の“核”攻撃を宣言し、東京で同時多発テロを始めた“蝶”。一方、かつて一緒にマーキュリー刑務所にいた仲間・ベンたちに窮地を救われた雁人は、警察・テロリスト・米兵を相手にひとりで闘い続けてきた疲労で眠り続けていた。ベンたちは“蝶”の過去に関する重大な情報を伝えるため、雁人のもとにやって来たのだが、そこにも新たな敵が…(第46話)。●本巻の特徴/“完璧ならざる世界”に戦いを挑む男“蝶”の憎悪の起源が明らかに! 世界を護る雁人の義手ミネルヴァと“蝶”の義手クロムウェル。東京を舞台にした最後の戦いに勝利するのは…!? 最強“護り屋”アクション、堂々完結!!●その他の登場人物/アナ・リドル(ティールーム“SIREN ”の主人であり、雁人のマネージャーを務める少女)、甲斐彰一(警視庁公安部外事3課所属。警察官時代の雁人の上司であり、雁人の亡き妻・晴美の兄)、来島ちひろ(雁人の助手。暗殺技術<キリングスキル>を身につけている)、守渡陽子(南新宿署の女性刑事。最初は雁人を憎んでいたが、やがて心を奪われる)、ジーザス(闇の世界にその名を轟かす伝説の殺し屋。この男に殺される相手はいつも“畜生[ジーザス]!”と叫ぶことからこう呼ばれている)
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Posted by ブクログ
情報過多のこのご時世、長編漫画を読み返すことってなかなかないのですが、イージスだけは何度も何度も再読しております。
読むたびに「テロ」というものに対して深く考えさせられます。
キャラクターも一人一人が悪役も含めて愛おしい。
「あいつら今どうしてるかなあ」って思えるかどうかが私にとっての「大事な作品」の基準のひとつだったりします。イージス/ジーザスは間違いなくこれ。
東京五輪にバタフライ残党が暗躍!なんて復活企画でも書いてくれないかしら。単行本一冊ぐらいでいいから。
Posted by ブクログ
「闇」からすると全32巻。
ついに楯雁人の物語も完結です。
途中、掲載誌の廃刊という危機もありましたが見事乗り越え、無事に完結まで読むことが出来ました。
ただ、廃刊の余波が全く無かったわけではなく、クライマックスがかなり駆け足になってしまった感は否めません。
(でも「ジーザス」のときはさらに駆け足でしたので・・・それよりはぜんぜんマシです)
「蝶」の陣営もまだスポット当たってないキャラもいましたが・・・
「闇」が後半助長気味だった分、せめて「暁」でも15巻くらいは書かせてほしかった~~ううむ、実にもったいない!!
そんな背景を逆利用するかのように、内容は詰め込みまくり盛り上がりまくりのノンストップ大団円!!
ジーザス、カッコ良すぎです。
雁人と世界の選択を・・・・・・見よ!!