あらすじ
優れたコンセプトは時に数千億の利益を生み出し、世界を変えていく。本書は第一線で活躍する気鋭のブランド・コンサルタントが、無印良品、富士フイルム、スターバックス等の実例を紹介しながら、企業や商品の価値を最大化するコンセプトのつくり方を伝授する
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Posted by ブクログ
チェック項目10箇所。本書は、この厳しくも変化に富んだ面白い時代を航海するための「タフで使い勝手のいい道具」として誕生しました、どのような形であれ、お役立ていただけたら幸いです。日本の多くの企業がコンセプトをしっかりとつくろうとせず、また使いきれずにいる、こうなる理由は、たったひとつしかありません、それは、しっかり決めたコンセプトを本気で使ったことがないからです。いま、世界を見ていると「誰がルールをつくるか」の戦いです、新しいルールをつくって自分たちに有利な世界をつくっていくことに全力を尽くしています。前提条件やルールが変わると、それまで一生懸命学び、身につけてきた「型」は無力化されてしまいます。良いコンセプトは、必ず、行動を指示し、さらには行動を喚起します、コンセプトは、何よりも「未来への行動指示書」なのです。質問:私にとって【 】とは何か? コンセプトは良いのに機能していないのなら、リーダーの責任です、決断する、その決断がコンセプトに命を吹き込みます、機能する良いコンセプトの裏には、必ず決断があります。コンセプトは、核心をついたものなら短ければ短いほどいい、できれば20文字以内におさめてください、なぜならコンセプトは記憶に残ってこそ力を発揮するからです、長い場合は記憶しにくい、長いほどコンセプトは力を失ってしまいます。