あらすじ
10年間で偏差値を20上げ、応募者を60倍にした話題の校長先生が、親からの質問にていねいに答えた本。子供の凄い能力を引き出すための、勉強法、家庭でのコミュ二ケーション、学校との付き合い方&選び方など。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
2018/4/16
かなり以前に買ったのにきちんと読んでなかった本。
小学生になるし、自分の子育てを今一度振り返ったり、これからのヒントがあるかと読む。
受験や反抗期前にもう一度読んでみたらいいかも。
ゴールイメージを持たせる。
挫折しそうな時、もし、これができたらどうなる?と聞く。
ルールを設ける。
相手の立場になり考えると心が休まる。
自分に合う学校を選ぶ。
最後の決断は本人に。
壁を乗り越えた分だけ、将来の困難にも打ち勝てる。
28歳で自立する女性になる。
内容の全てを我が子に当てはめられるとは限らないので、個性に合った対応がいるけど、ふと反省させられることもあり、読んでよかった。
Posted by ブクログ
品川女学院校長の漆紫穂子氏の著書。
幼児というよりも、中学生・高校生ぐらいの親向きですが、今のうちからそれを意識して読んでおく分には悪くないかな、と思い、ささっと読んでみました。全体で203ページ。気軽です。
主には学校でのケースが多いようにも感じましたが、いくつか共感できるものがあったので、ピックアップしてご紹介します。
まずは、2人1組でやる短所を視点を変えて見てみるエクササイズ。
ひとりが、「何でも先延ばしにする性格なんです」と吐露すれば、
もう一人が「先延ばしをする性格なんですね。そして、物事を慎重に進める人でもありますね」
といった具合に。見方を変えて伝えてみると、短所が長所に見えて来るという不思議。
次に共働き家庭にありがちな延長保育での一コマ。
「遅くなってごめんね」とお子様に伝えるのではなく
「お母さん、今日も頑張ってお仕事してきたよ」
と前向きに言うのが大事。仕事に負い目を持っているようなお母さんは最近は少ないかなと思わないでもないですが、もしそう思われている方がいたら、参考になる声掛けでは?
最後に日本人としてのアイデンティティをしっかり持つこと。
日本の文化、マナー、お作法はすべて相手を思いやる気持ちから成り立っているというくだり。
華道や茶道の例等を出して、分かりやすく教えて下さいました。
「日本文化は相手を思いやり、互いを活かし合う、和の心、チームの力を大切にする」
とのこと。
日本人であることに誇りを持ち、そして世界に恥じない子どもに育てたいものですね。
Posted by ブクログ
品川女子学院の校長著。 この方が学校改革をし同校の入学希望者が7年で60倍になったそうな。
思春期の子を持つ親へのアドバイス的な内容。特に女の子だけに限っていない内容の部分も多い。なるほどなと思う所もちょこちょこあり。
お父さんに対して、お母さんへの接し方のアドバイスまであるのが面白い。
子供を素直に育てるには夫婦円満は大事ってことか。
しかしどれも理想論なので、こんなにみんな素直でうまくいくんだろうかと思ってしまうが。
とても読みやすく、すぐ読めるので、読んで損はないかなと思う。
都内の私立女子高のことなんて詳しく知らない地方出身者だけど、同校の教育内容確かにちょっといいな。と思った。