あらすじ
10年間で偏差値を20上げ、応募者を60倍にした話題の校長先生が、親からの質問にていねいに答えた本。子供の凄い能力を引き出すための、勉強法、家庭でのコミュ二ケーション、学校との付き合い方&選び方など。
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Posted by ブクログ
心のスイッチを入れる一言に、本当はどうしたいの。と問う。これは今の僕にも当てはまる良い投げかけだ。
自分で選ぶ体験が子どもの自立を促す。これは意識して行っている。
門限は有効で心のストッパーになる。
私はそれが嫌いだとはっきり伝える。
親同士の悪口は言わない。
兄弟姉妹を比較しない。
質問の繰り返しで隠された意図が浮かび上がる 。
学校を選ぶ際は校風や教育方針をよく考える。
父親のNGワード
*それで、結論は?
*俺は今、仕事で忙しいんだ
*そんなこと、1人で決めて
*後にしてくれ
*はいはい、ごめんなさい、俺が悪かった
*…無言
*事実を言うこと
自国のアイデンティティを学ぶ
孤独にはロンリネスとソリテュードがある。つまり孤独にはソリテュードという積極的な意味がある。
早いうちから社会や大人と触れ合うことで学ぶことが多い。
学校の選択などある程度の年齢を対象にしているが読み易くためになった。
また自分と比較すると青かったなぁ。と感じた。
著者のホームページも気になるのでチェックする。
Posted by ブクログ
娘には、この学校で勉強して欲しいなと思う。
・「もしできたとしたら?」
・3点固定の法則 起床時間、夕食時間、就寝時間
・勉強するときは、時間でなく、量で区切る
・ダメなものはダメ
・門限は心のストッパー
・「私のために、○○しないで」
・本当はどうしたかったのか?
・28歳での自立
・お父さんに知ってほしいこと
子供の心にスイッチが入る瞬間 まえがきに代えて
子供のやる気を引き出す生活習慣
小さな自信が成長の糧に
「どうせできっこない」という子供の心にスイッチを入れるひと言
「自分で選ぶ体験」が、子供の自立を早くする
勉強する習慣が身につく三点固定の法則
集中できる子の勉強法は?
友だちの合理的な学習方法を真似てみる
小さなルールづくりで、親子の関係がプラスに変わる
ダメなものはダメ、理由無用のときもある
門限は心のストッパー
成長のハードルをとらないで
子供の面倒、いつまで見るの?
家庭で教える生きたお金の使い方
子供に家計をオープンにする
料理は手間暇よりも栄養バランスを
食育は家庭だけに押し付けられない
年中行事で自然や文化を意識する
江戸しぐさの「うかつあやまり」に学ぶ
ネット社会から子供を守る
家族のより良いコミュニケーション
子供は叱られることを求めている
「私はそれが嫌いなの」とストレートに言う
子供の変化と小さなサイン
やる気を促す問い掛け、やる気をくじくひと言
聞き上手になる三つの方法
その言葉、どういう意味で使っているの?
嫌な言葉を交換してみる
会話に隠れた「省略」や「思い込み」
親同士の悪口がトラウマに
兄弟姉妹との比較が引き起こす問題
子供の話にはフィルターが掛かっていることも
「がんばるときだけ応援する」というスタンスも
過程を話したがる人と結論を優先する人―話がかみ合わない原因1
理詰めで話す人と感覚で話す人―話がかみ合わない原因2
危険回避型の人と目標達成型の人―話がかみ合わない原因3
意識を変えるカウンセリング・エクササイズ
見方を変えれば、短所も長所に感じてくる
家族の行動に、ついイライラするときは
「相手の立場」になるエクササイズ
「認めてほしい」という本心の裏返し
質問の繰り返しで、隠された意図が浮かび上がる
その悩み、本当は誰の問題?
もし働くことに負い目を持っていたら…
愛情は接する時間に比例するの?
反抗期、わが子も成長した証
幸せにつながる学校選び
学校選びは、「子育て方針」のすりあわせから
二十八歳の未来から逆算した教育を
公立?市立?と迷ったときは
一番「いい学校」はその子に「合う学校」
併願パターンは確かに便利な道具ですが…
女子高のメリットとデメリット
自我の目覚めで転校したあるケース
「遠距離通学」をどうする?
子育てに活かす「仕事力」
お父さんのNGワード「で、結論は?」「俺は忙しい」
「仕事力」を子育てにも活かす
ときには家庭に仕事を持ち込んで
任せたのなら、後で文句を言わないで
「家族の時間」を確保するには
受験期の「お父さんの役割」
親に伝えたい「学校での気づき」
クラブでがんばる子は受験にも強い
日本の伝統を知ってこそ、国際人になれ
Posted by ブクログ
品川女子学院の漆校長の著書。
教育(という言葉が適切ではないかも知れないが)について、考えさせられる示唆が多数盛り込まれている。
また、著者の信念のようなものが強く感じられる。
日本の学校教育は変わらなければならない。
Posted by ブクログ
10年間で偏差値を20上げ、応募者を60倍にした話題の校長先生が、親からの質問にていねいに答えた本。子供の凄い能力を引き出すための、勉強法、家庭でのコミュ二ケーション、学校との付き合い方&選び方など。
確実に男性の僕にとってはわからないことが多いのかもしれません。
ただ、違った方法や接し方などでの力になることは多々あるような気がします。
トータルとして、家族で子育てというものをやっていけるといいなぁ・・・
なんて思ってますね♪
Posted by ブクログ
私が一番参考になったところは、
”理詰めで話す人と感覚で話す人”の段でした。
この本の内容は分かりやすく、
一つ一つの文は、短くまとめられているので、
すき間時間を利用して読むことが出来ると思います。
女子を育てる人は、読んで置くと良い本だと思いました。
Posted by ブクログ
2018/4/16
かなり以前に買ったのにきちんと読んでなかった本。
小学生になるし、自分の子育てを今一度振り返ったり、これからのヒントがあるかと読む。
受験や反抗期前にもう一度読んでみたらいいかも。
ゴールイメージを持たせる。
挫折しそうな時、もし、これができたらどうなる?と聞く。
ルールを設ける。
相手の立場になり考えると心が休まる。
自分に合う学校を選ぶ。
最後の決断は本人に。
壁を乗り越えた分だけ、将来の困難にも打ち勝てる。
28歳で自立する女性になる。
内容の全てを我が子に当てはめられるとは限らないので、個性に合った対応がいるけど、ふと反省させられることもあり、読んでよかった。
Posted by ブクログ
10年くらいの間に偏差値を20近くも上げた品川女子学院中学・高校の校長が執筆した本。女子の家庭教育についてのみならず、学校での授業の取り組みも紹介されている。
28歳になったときの自分を想像して……、というのは成る程と。
Posted by ブクログ
品川女学院校長の漆紫穂子氏の著書。
幼児というよりも、中学生・高校生ぐらいの親向きですが、今のうちからそれを意識して読んでおく分には悪くないかな、と思い、ささっと読んでみました。全体で203ページ。気軽です。
主には学校でのケースが多いようにも感じましたが、いくつか共感できるものがあったので、ピックアップしてご紹介します。
まずは、2人1組でやる短所を視点を変えて見てみるエクササイズ。
ひとりが、「何でも先延ばしにする性格なんです」と吐露すれば、
もう一人が「先延ばしをする性格なんですね。そして、物事を慎重に進める人でもありますね」
といった具合に。見方を変えて伝えてみると、短所が長所に見えて来るという不思議。
次に共働き家庭にありがちな延長保育での一コマ。
「遅くなってごめんね」とお子様に伝えるのではなく
「お母さん、今日も頑張ってお仕事してきたよ」
と前向きに言うのが大事。仕事に負い目を持っているようなお母さんは最近は少ないかなと思わないでもないですが、もしそう思われている方がいたら、参考になる声掛けでは?
最後に日本人としてのアイデンティティをしっかり持つこと。
日本の文化、マナー、お作法はすべて相手を思いやる気持ちから成り立っているというくだり。
華道や茶道の例等を出して、分かりやすく教えて下さいました。
「日本文化は相手を思いやり、互いを活かし合う、和の心、チームの力を大切にする」
とのこと。
日本人であることに誇りを持ち、そして世界に恥じない子どもに育てたいものですね。
Posted by ブクログ
品川女子学院の校長著。 この方が学校改革をし同校の入学希望者が7年で60倍になったそうな。
思春期の子を持つ親へのアドバイス的な内容。特に女の子だけに限っていない内容の部分も多い。なるほどなと思う所もちょこちょこあり。
お父さんに対して、お母さんへの接し方のアドバイスまであるのが面白い。
子供を素直に育てるには夫婦円満は大事ってことか。
しかしどれも理想論なので、こんなにみんな素直でうまくいくんだろうかと思ってしまうが。
とても読みやすく、すぐ読めるので、読んで損はないかなと思う。
都内の私立女子高のことなんて詳しく知らない地方出身者だけど、同校の教育内容確かにちょっといいな。と思った。
Posted by ブクログ
本日午後は娘の塾で個別面談。
あまり無茶な志望をしているわけでなし、弱点や強化すべきところもよく見えているので(算数!なぜ親と子で似ているのだ。獲得形質は遺伝しないんじゃないのか。)、平穏に終わった。
「いい学校からいい会社へ」という人生のコースが安定や幸福を保証しないことは明白だが、逆説的に、リスク化した世の中を前提にするからこそ、生きていく力の基礎となる勉強力はしっかりつけるべきとも言えるんだよな。
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人の行為の奥には何らかの肯定的な意図があるといわれています。一見するとネガティブな行動や態度であっても、その背後には、「こうしたい」「ああしてほしい」といったポジティブな意図が隠されていることが多いのです。
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子供は知らず識らず、人と自分を比べて自信をなくしていることがあります。そんなとき誰かが自分を見ていてくれて、小さなことでも褒めてくれることで、自信をもてるようになります。そしてその小さな自信がやる気のもろになり、さまざまなことに挑戦し、他の分野も伸びていく。自信が成長の糧になるのです。
自立した子供に育てるには、折に触れ、”選択”をさせてあげるといいのではないでしょうか。仮にその選択が失敗であったとしても、自分で選んだことであれば、”自由や選択には責任が伴う”ことに気付き、次への糧になります。失敗を成功へ変えていく工夫も生まれます。
子供にとって、年齢や状況に応じ、困難やストレスがあることは必要なことです。そのハードルを乗り越えることで、次にもっと高いハードルが来た時に乗り越えられるだけの力を蓄えていくのでしょう。お子さんが困っている姿を目の前にしたとき、親心として、手を差し伸べたくなるでしょう。けれどそこをぐっと我慢することも、子供の成長にとって、とても大切なことだと感じています。
中高生のうちにしておくべきことは、自国のアイデンティティをしっかりと持たせること。国際人として活躍しようと思ったら、まず、英語の前に日本語、国際文化の前に日本文化を学ぶべき。
Posted by ブクログ
娘が小学生になるころに再読したい。
自分に自信を持たせたり、人に優しくできる心を育てるにはどのような言葉かけ、行動をすればいいのかが参考になる。
Posted by ブクログ
門限についてのくだりは、なるほどと思うところもあったが、その他については、さほど感心するものは無かったかもしれない。
子供がもう少し大きくなってから、もう一度読んでみて、実感するのかもしれない。
Posted by ブクログ
「女の子」とタイトルに銘打ってあるので、もっと特化した内容を期待していましたが、後半1/3以外は一般的な育児書かと思います。
女子校の良さについては自分が共学出身の為、一般知識として覚えておきたいと思いました。
また、28歳でこうあってほしい未来からの逆算で学校を選ぶ、は目からウロコでした。
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廃校寸前の女子高校を名門校に立て直した、自分と同世代の女性の教育に関する考えを知りたくて読んでみた。 一つひとつ、全くそのとおりと思う。常に子どもと向き合う大切さを、改めて感じた。
娘18、遅くはないだろうか?
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【女の子の子育て本一気読み・1冊目】
私学に入れること、女子校に入れることに関心がある人は読むべき本。
学校選びから離れれば、これ以外にも読むべき本はたくさんある。
もちろん、著者の学校に入れなくてもできることはたくさんあるので、良いところを参考にするには役立つ。
辛口なのは自覚あるが、ヒット作なので、その理由を考えながら読むと、こういう感想になってしまう。
Posted by ブクログ
題名に女の子とありますが、女の子に限った内容ではありません。子供全般、あるいは夫婦間の関係など内容は幅広いです。
私にも娘がいますので、気になるところが多々ありました。
Posted by ブクログ
品川女子の校長さんによる、子育てに関するさまざまなトピックに関するエッセイ集。それぞれの章は短いので軽く読めるが、短いだけに「こうすればいい」は書かれていても「なぜ、そうなのか?」までは書かれていない。
Posted by ブクログ
「28歳になったとき社会で活躍する自分をイメージする」プロジェクトをやっている品川女子の校長漆さんの著書。早い子供は小学校後半から「難しい」時代を迎えるというか、「大人への脱皮」を始める女の子。そんな女の子たちの親御さんが読んでちょっとほっとする本。
Posted by ブクログ
お正月に、ラゾーナの丸善へ行き目に止まったので購入。
本文にもある28歳の未来を考えたときに、どのような女性になっていたいかを考え、そこに辿りつくことを一つの幸せとする。そこに向かって子育てをしていきましょうという内容。
もちろん子供に対する躾や心のスイッチの入れ方などの記載も参考になるが、父親と母親がきちんと会話をしてよい関係を築くことも大事だと記載されていると思う。また、その一つの方法としてNLPの考え方をベースに説明されている。
両親が子育てについてきちんと話し合い、価値観を共有し子供たちに接するようにすることが一つのポイントということを、改めて理解させられる1冊。
◆目次◆
・子供がやる気を引き出す生活習慣-親は何をしたらいいのでしょう?-
・家族のより良いコミュニケーション-親子の会話にすれ違いはありませんか?-
・意識を変えるカウンセリング・エクセサイズ -視点を変えるだけで気持ちが楽になる
・幸せにつながる学校選び -子供の未来から今を見る
・子育てに活かす「仕事力」 -お父さんに知って欲しいこと
・親に伝えたい「学校での気づき」 -家庭でも活かせる学校の取り組み
Posted by ブクログ
気になった記述
●「自分で選ぶ体験」が子供の自立を早くする
折に触れ自分で選択させることで、失敗しても後の糧となる。
●小さなルールをづくりで、親子の関係がプラスに変わる
靴を揃える、皿を流し台に運ぶ、など簡単なもので家族みんなができることや毎日できること。
●「がんばるときだけ応援する」というスタンス
結果に関係なく、努力する姿勢を応援する。ある程度自立したら本人の意思を尊重し、過度に追いたてない。親子はあくまで別人格であり、子供を自己実現の対象にしない。
●自我の目覚めで転校したあるケース
幼稚園や小学校からの一貫校に通って、信頼も尊敬も得ていた子のケース。はたから見れば全く問題ないが、本人は「この子はこういう子」という定まった役割を演じることに疑問を感じ、転校を決意。
自分の意思で自分の道を選択したことが本人の大きな財産になった。親は子の意思を受け止め、親の意図と違う方向に行く子をサポート。
●ときには家庭に仕事を持ち込んで
子供が将来の仕事を考えるうえで、親の仕事を知ることに意義がある。家庭内で仕事をテーマに会話をすることで、今までにない親子のコミュニケーションが生まれる。