【感想・ネタバレ】物を売るバカ 売れない時代の新しい商品の売り方のレビュー

あらすじ

売れない時代に物やサービスを売るためには、物ではなく物語を語ることで「独自化」「差別化」していくこと。「物を売らず物語を売る」方法を、ストーリーブランディングの第一人者である著者が伝授する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

商品を売るとき
価格
品質
広告
流通などの要素で
差別化は難しい
お金をかけずに知恵をかける
ものを売らずに物語を売る(p25)

価格を下げると価値も下がる
価格を下げると一時的には有効
価格が安いほど
脳の幸福度が低くなるという研究結果が出ている
(p40)

マーケティングにおける物語
物語で売ることにより
意図はその商品を買いたくなる
満足度も高くなり
美味しく感じる
→本当にあった話がポイント
メリット
1興味を持ってもらえる
2感情移入してもらえる (p50)

大げさでなくても
ちょっとしたエピソードで十分
感情移入してもらえる
1記憶に残る
2オンリーワンになれる
3失敗を語ることにより深い共感
4イメージが共有できる
5口コミしたくなる

みんなと一緒にレモンを育てる楽しさを売る
花ひろばオンライン
(p83)

3つのワンの見つけ方
1分野をできるだけ絞り込む
2勝手に宣伝してしまう
 日本一夕日がきれいに見える、低い山などなど
3見せ方を変える
(p132)

0
2016年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

品物を売る際には、それを語るストーリーがあると魅力が増すというのは理解してたが、その辺りを具体例を含め、しっかり整理してくれている本。何かを売ろうと考えている人は、読んでおいて損はないかなと。

0
2020年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

"これからのセールス・プロモーションについて判りやすくまとめられている一冊。
良い物は売れる、という時代は終わった。物と人が紡ぐ「物語」を売る事の重要性を説いている。
読んでよかった一冊。

「物語を売る」=「商品の良さを、より理解してもらう」というブランディング的な思考だと感じた。
良さは既に持っている事が多い。必死こいて探すものではない。
改めて企業や製品の過程や、ポジショニングを考える必要がある。
そして、その「良さ」を効果的に伝える事が最後に重要だ。

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◆同業者なら誰でもしっている情報、当たり前過ぎて伝えてこなかった事実を先駆けて開示すると独占的かつ永続的な効果がある by クロード・ホプキンス

◆価格を下げると価値も下げる
 ex)10,000円のワインを1,000円で売ればその価値になるし、逆もまた、相応の価値を得る。

◆ストーリーの黄金律
1.何かが欠落している、または欠落させられた主人公が
2.何としてもやり遂げようとする遠く険しい目標やゴールに向かって
3.数多くの葛藤、障害、敵対するものを乗り越えていく

◆ストーリーブランディングの3本の矢
1.志
2.独自化のポイント
3.魅力的なエピソード

※独自化のポイントを見つけるには、ファーストワン、ナンバーワン、オンリーワンを探すと良い。
 東京近郊で気軽に登山を楽しめる山No.1=高尾山!のように、カテゴリを限定していくのも◎

◆お客さんとはWin-Winではなく、Love-Loveを目指す
1.物語を売る(伝える)
2.おもしろそうだと思わせる
3.五感すべてに訴える
4.共通の体験をする
5.自分をさらけ出す
6.ミステリアスを残す
7.期待値を1%でも上回り続ける

◆その他感じたことを雑記
商品+人(想い)=ストーリー
同じ授業内容でも面白いほうが記憶に残る→人は面白そうだと感じた事に興味を持って記憶する
社長の想いも、おもしろ社員も、お客様の声も、全てストーリーになる
むやみにストーリー作りをしていくのではなく、理念とビジョンが大前提。
その次に良い製品・サービスである事が前提。その上でのブランディング戦略。"

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2017年06月23日

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