あらすじ
腹を立てずに向き合えたら……と思ったことはありませんか? 人間関係でつまずいたときの問題解決法が満載の1冊です。自分に自信がない、引っ込み思案でうまく自分の気持ちが言えない、ずっと何かにツンと怒っている……「魔法の言葉」で、そんな悪い流れを断ち切って、穏やかな気持ちで、いつも笑顔で過ごしましょう!
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Posted by ブクログ
心の捻じれ、心の拗ね・・・その原因のもとは、すべて「愛されたい」「自分を分かってもらいたい」「ありのままの自分を認めてもらいたい」っていう欲求。特に子供のときに、母親からそれらの欲求を満たされなかった人が、拗ねてしまう。
拗ねた心は、被害妄想だけが人一倍大きく育ってしまう。いち早く被害者の席に座って、加害者を糾弾して裁こうとする。自分を守ろうとするあまり、争いが絶えなくなる。
「べき」が多い人も同様に、「自分が正しい」ことをしていて、相手が「間違っている」と判断したとき、「私は相手を裁く権利を得た」と勘違いしてしまう。これらの関係が様々な争いのもととなる。
「自分が正しい」と感じたときは、「他の人"も"正しいの"かも"」という考えを持つことが重要。
印象的だったのが、「気付かなかったごめんね」という言葉。「気付かなかった」っていうところが重要。どちらが正しいかとは関係なく、相手が嫌なことだと「感じたことは事実」。先に謝れるということは、器が大きいということ。
ネガティブ思考を手動で切り替える方法が、実践的で楽しい。
「どうせ~やっぱり」の法則を逆手に利用してしまう。
「あーあ。どうせ、私は愛されてるし」
「あーあ。どうせ、私は素晴らしいし」
感じたことをひっくり返してしまう魔法の言葉。
そう思えないときは、「かな?」「かも」をつける。
思わず、ネガティブなことを考えてしまったら、最後に「ちゃうちゃう!」と一人つっこみを入れておく。