【感想・ネタバレ】コンニャク屋漂流記のレビュー

あらすじ

わたしは一体、どこから来たのだろう? 著者自身の先祖は江戸時代、紀州から房総半島へ渡った漁師で、なぜか「コンニャク屋」という屋号で呼ばれていた。祖父が遺した手記を手がかりに、五反田から千葉、和歌山へ、時空を超えたルーツ探しの珍道中が始まる。体内に流れる漁師の血を再確認しつつ、家族や血族の意味を静かに問い直す、感動のノンフィクション作品。各紙誌絶賛、読売文学賞、いける本大賞ダブル受賞の傑作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

コンニャク屋さんの話じゃなかった!
という、いきなりのタイトル詐欺をぶち込んでくるわけだが、それはそれとして面白かった。

とりあえず出てくる人みんな、語尾が「だお」なのが可愛かった。おっさんからおばあちゃんまでみんなだお。

自分も最近急にルーツを気にしだしたというのもあるし、半分実家である和歌山も話題に出てくるし、なかなか他人事とは思えない内容だった。

しかし、自分みたいな行きあたりばったりとは違って、ちゃんと調べる人はちゃんと調べるんだな… 江戸時代の文書まで調べないとそりゃ出てこないかぁ… 自分には無理だな、と思ったりも。

でもやっぱりコンニャク屋さんの話を読みたかったんだよ僕は。

あと、最後かんちゃんどうなったんだよ!

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2019年11月24日

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