【感想・ネタバレ】いちにち8ミリの。のレビュー

あらすじ

好きな美澄に会いたくて、1日8ミリずつうごく石と、その石と話のできる恋敵のペットの猿を描いた表題作。他2篇も、どこかにありそうで、どこにもなかったおとなの読む童話のような短編小説です。父・中島らもを超える物語の紡ぎ手の登場!

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Posted by ブクログ

短編集です。登場人物がねえ、全然親近感湧かないっ!思春期のきかんぼうな女の子だったり、うだつの上がらない中年サラリーマンや自分を人間だと思い込んでいる猿まで。

なのになんだろうねえ。頁を繰らせる力のある文章で、なんとなく読んでいったら最後のカタルシスが鮮やかで✨✨✨いわゆる「読後感の良い」作品たちです。

文章は好きでも嫌いでもなく。あまり特徴がない気がするんだけど、それが物語を際立たせていていいのかも。もう少しこの作家さんを読んでみたい。

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2025年04月21日

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