あらすじ
美貌の青年社長・佐季(さき)の周囲で起きた数々の不審死――。13年前から幼い佐季が重ねた犯罪が、徐々に明るみになり始める。そんな佐季と強い絆で結ばれつつ、人目を忍び隠れた共犯者として生きてきた司(つかさ)。けれど刑事の慧介(けいすけ)と共に青空の下を歩きたいと願う今、もう協力はできない…。永い執着と新しい愛の狭間で司の取った選択とは!? 罪を犯した青年と愛ゆえに追い詰める刑事との恋の終着点!!
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Posted by ブクログ
全3巻。1巻の中盤から面白くなって一気読み。
陰と陽の対のようなタイプの違う攻め二人。受けが刑事の攻めに惹かれたのがよくわかる。三角関係とか酸いとか甘いとかの次元の話ではなくて。
さすがに人は死にすぎだけど、心理描写がすばらしかった。最後の流刑事も微妙だけど、心にしこりを残したままという終わりかたは最高だったと思う。文中にはラブレターなんて陳腐な響きの単語はなかったけど、あらためてタイトルで見るとそうか、あれは確かに…と感動した。