【感想・ネタバレ】詩集 風は君に属するかのレビュー

あらすじ

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その建物は小さく、森の手前にあって静寂につつまれている――。それは、あなたの心の中の城。そこに清々しい風を吹き込み、迷いやしがらみを一掃する。そんな言葉たちが強く語りかける本格詩集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2010年刊行。中高生のバイブル、銀色夏生詩集。
恋の詩が多い印象がありますが、この詩集は、冒頭の「建物の朝焼け」とそれに続く連作詩で重々しく始まり、途中軽妙なもの、内面的なものを挟みつつ進む。
「静かに暗い気持ち」で内省はピークに達し、フィナーレの「建物の夕焼け」までは大きく解放された明るいしで終わる、ストーリーブックのような詩でした。
小説ばかり読んで、詩を読んでこなかった中高生時代を少し残念に思う詩集でした。

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2018年09月14日

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