あらすじ
ネット依存(予備軍含む)の中高生、52万人!
「うちの子に限って……」は通用しない!
中高生の「ネット依存」「スマホ中毒」「LINE依存」が、成績低下、
引きこもり、家庭内暴力、犯罪などを引き起こしていることが社会問題になりつつあります。
LINEが気になって3日間寝なかった子、食事しながらでもケータイを見ずにはいられない子・・・夜間は児童・生徒によるスマホやケータイの使用を禁止する自治体もあらわれました。
うちの子に限ってケータイ依存なんて・・・とは言い切れなくなってきているのが現実です。わが子がケータイ依存にならないために、親としてできることは何なのでしょうか。
本書は、親子で読みながら、依存症の有害性にとどまらず、脳科学から見たハマってしまうカラクリ、子どもの成長とデジタルツールの関係、あるいは、依存症の予防や回復へのヒントについて考える一冊です。
特に、「みんなケータイ持っているからケータイ欲しい、と言われて困っている」
「いつもLINEばっかりやっていて、どうやめさせたらいいかわからない」
「自分が学生のときはケータイがなかったから、どう対処していいかわからない」
と悩む保護者の方々、学校の先生に読んでいただきたい本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私はまだ子供はいませんが、正直、ケータイ依存気味の傾向があるのでいつか子供が出来たらどうしたらいいのかと不安になることがしばしばあります。
この本にはそれの解決方法の一つがとても優しく解説されていました。
子供だけでなく、大人にも読んでいて身になる本だなぁと。
自分自身がケータイに、依存しすぎないようにしている試みの間違いや正解もなんとなく導き出せそうです。
依存になってからでは間に合わない。「やりすぎかな?」位の時に読むのが一番いいと思います。
Posted by ブクログ
ネットやゲームのやりすぎから日常生活に支障をきたし始めた子どもたちとの面談から始まり、ネットについてのさまざまな考え方とそれぞれの解説、リスクなどが具体的に紹介されています。
2014年に出版された本ですが、2017年現在も、私が暮らす生活圏内においては、あまり変化はないように思います。強いて言うならば、YouTubeについてはまだそこまで注目されていなかった頃だったのだな、と思ったくらいでした。
この本を読みやすく感じたのは、具体的な意見や説明が中心となっているため、「これからどうするか」が読者に委ねられているためではないかと思いました。少なくとも私はそのように感じました。
「脳が疲れるから、休んだ方がいい」
というのは大人の私にとっても沁み入る言葉でした。
子どもはもちろん大人も、ネットやゲームから離れる時間を持つことが大切なのだと思いました。
ネットに出会う前の、あのゆっくりとした時間をまた味わいたいなと思いました。
Posted by ブクログ
気になっている人は読むべき。
ぱらぱら読んでいると内容は薄そうに感じるかもしれないが、それはわかりやすく伝えるための工夫。
ノウハウの集積であり、親が失敗しないための転ばぬ先の杖。
半信半疑でも興味を持ったら、1時間程度しっかり読みましょう。この本が本物と気づきます。