【感想・ネタバレ】高校生が学んでいるビジネス思考の授業のレビュー

あらすじ

2003年に始まった高校の新科目<情報科>。パソコンの使い方を学ぶだけの科目と思われがちだが、ビジネスパーソンに必須の「論理思考(ロジカル・シンキング)」や「問題解決力」の基礎がつまった科目なのだ。今では大学入試の定番問題である「ゲーム理論」や「統計」、「モデル化」さえも扱われている。高校生に負けたくなければ学ぶべし! 論理思考も、問題解決力も、ゲーム理論も、統計も、すべての基礎は<高校情報科>にあり。

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Posted by ブクログ

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論理とは4つに分類できる。
記号論理、数学論理、化学論理、議論論理。
この中の記号論理と議論論理に焦点をあてた本。

とても分かりやすく、社会人にも大いに役立つ本。

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2021年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目3箇所。端的に言えば、情報科で何が変わるかというと、主役が変わります、逆説的な言い方ですが、これまでの授業では「教科の内容」すなわち「情報」が主役でした、それに対して、情報科の授業では、情報を扱う「自分」が主役になる。論理には4種類ある、記号論理、数学の論理、科学の論理、議論の論理。「疑え」ということを強調する人がいます、議論においては「前提を疑え、導出を疑え、結論を疑え」となるのでしょう、でも、それは的外れだと私は考えます、なぜなら、それをやり始めると、議論がいくらでも後退するからです、そして、生産性を失います。

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2014年10月05日

Posted by ブクログ

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中高一貫の私立早稲田高校の情報科で教えている「考えるための7つ道具」。
1.デジタル論理式(記号論理)、2.1行作文(議論の論理:考え方の作法)、3.ゲーム理論(同時&時間差ゲームの解き方)、4.マインドマップ、5.モデル化(図解モデルの基本)とシミュレーション(エクセル処理)、6.統計(正規分布、ベイズ推定、P値)、7.情報処理の道具としてのパソコン
単にテクニックや理論を教え、学ぶのではなく、教科学習の理屈を実用的な場面での応用につなげ、正解のない漠然とした問いに向き合うための思考方法を習得することを目指している意欲的な取り組みが素晴らしいと感じた。ただ、この本では入口を覗く程度ではあるが。。
意見には理由を添えること、4段論法のフォーマット、記号論理が正しい論理であることの正体と限界など、とても参考になった。
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2014年08月30日

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