【感想・ネタバレ】愛撫 静物 庄野潤三初期作品集のレビュー

あらすじ

妻の小さな過去の秘密を執拗に問い質す夫と、夫の影の如き存在になってしまった自分を心許なく思う妻。結婚3年目の若い夫婦の心理の翳りを瑞々しく鮮烈に描いた「愛撫」。幼い子供達との牧歌的な生活のディテールを繊細な手付きで切り取りつつ、人生の光陰を一幅の絵に定着させた「静物」。実質的な文壇へのデビュー作「愛撫」から、出世作「静物」まで、庄野文学の静かなる成熟の道程を明かす秀作7篇。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

晩年の作品に慣れ親しんでいたので、同じ作者かと戸惑う。ページが進むにつれ、ようやく後のシリーズに通じるものを感じた。

0
2012年01月18日

「小説」ランキング