【感想・ネタバレ】第七女子会彷徨(10)【特典ペーパー付き】のレビュー

あらすじ

8年間に及んだ連載――とうとう完結の日がやってきました……。
金やんと高木さんはごく普通の女子高生。でも彼女たちが暮らす世界は私たちの世界とは微妙に異なっていて、奇妙で奇天烈でSFでファンタジーな出来事がごく日常的に展開されている。例えば亡くなったクラスメイトはデジタルデータとしてデジタル天国で存在し続ける。友達選定制度によって入学と同時に友達を学校によって決められてしまう。それを不思議とも思わずに彼女たちの日常は続く――…。第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

匿名

ネタバレ 購入済み

大団円

一巻で話がまとまるのか!?と思ったけど綺麗に終わりましたね

これまでの突拍子もないようなエピソードや、そのエピソード限りのモブと思われたキャラが絡んできたのはお見事、単行本読み返してきます。

連載時に読んでたら考察にハマってただろうなあと思える作品でした

#癒やされる #シュール

0
2025年02月25日

Posted by ブクログ

はー、すげぇわ……。最終巻ということで若干身構えて、久々に一巻から全部読み直していたのがあまりにも効いた。本当にどうなってるんだ作者の頭の中……。非常にベタに、掌編を描くことが上手い作家だという印象と、恐怖を感じるくらいに支離滅裂な内容を描きっぱなす鬼才というイメージが、完全にここで両者流れ込み、融合している。つばなに昔からどこかで求めていたような、まさに一つの到達点にまで着地していました。SFと思春期ラブストーリーの金字塔。最後は、社会人百合になるよ!

0
2016年08月10日

Posted by ブクログ

第七女子会の彷徨は終わった。

おっそろしくすばらしい漫画だったなぁ。
少し変で、その変が変ではなく受け入れられたり、やっぱり変は変だったり、そんなすこしふしぎな世界だったこと、時々襲ってくるとんでもない孤独、特にここ最近覆っていた「崩壊」の気配。そして七年77本。
気付いてない、把握してないことが一杯あるんだろうなぁ。
10年後の今の私のために今の私が頑張らなければ。
ああああああああああああああああああ。

友情と言えばいっつも思い出す、ブギーポップ「パンドラ」での後書き。あの後書き。

0
2016年07月18日

Posted by ブクログ

序盤のライトなSFタッチから、SFをギミックとした思弁的漫画に。
「それ町」の石黒正数ももちろんだが、つばなさんもF先生の文化的遺伝子をはっきりと継いでいる。
だからこそ齎される感動。
つばな先生ありがとうございました。

0
2016年08月28日

「青年マンガ」ランキング