あらすじ
「妖怪アパートの幽雅な日常」が完結してから4年。妖アパファンから、是非読みたいリクエストが多かった稲葉夕士の世界旅行。その過酷でファンタスティックな日々が、ここに明らかになります。古本屋と一緒の世界旅行の途中で、ラスベガスに立ち寄った稲葉夕士。そこに住む、千晶先生の兄・恵のところにお世話になることになったのだが・・・。
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Posted by ブクログ
2016/10/27
いやぁ、クリとシロのくだりは泣いちゃったよ。
電車で…
あとはまあ思ってた通りの経過を見させていただいたといった感じ。
千晶大好きやったけど先生続けられなくなってなんか余裕ありすぎて魅力が減った。
あんまり痛々しいのもかわいそうやけどもがいてないのはつまんないよな。
その後の夕士も同じく。
もう次の人の番になったんだろうな。
その分出てこなかった青木先生がもがいてるといいな。
Posted by ブクログ
10巻を読んで、?と思ったことや、えらく先を急いでいるなぁ早く終わらせたいんかなぁもっと細かいディテールまで書き込めばいいのになどと思っていたが、これを読んである程度は納得できたような消化不良のような・・・?まぁクリたんとシロが幸せになれたのを見届けられてホッとしましたが、一抹の寂しさも・・・。私の勝手な感想だが、作者は最後のほうの数巻はほかの作品に気持ちが行っているかのようなうわの空の印象を受けてしまった作品。もったいない。残念。でもシリーズ全体で何年も楽しませてもらった作品です。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
ラスベガスのどんちゃん騒ぎ、画家や詩人、クリやシロのその後…。
夕士くんの成長とともに妖怪アパートの日常も変化し、ちょっぴり寂しい出来事も起こります。しかし、別れがあれば出会いもある。夕士くんがどんどん成熟した大人になるということは、迷い込んだ若者を受け入れる立場になる(かもしれない)ということ。そうやって出たり入ったり、戻ってきたり、を繰り返して、妖怪アパートは存在し続けるのでしょう。ステキなラストでした。