【感想・ネタバレ】随筆集 めぐりあいのふしぎのレビュー

あらすじ

詩作に人生をささげた国民詩人・坂村真民による、
出会いと別れがおりなす人生の悲喜。


国民詩人・坂村真民が遺した渾身の随筆集・三部作。
その第二弾が、装いも新たに復活(旧版『生きてゆく力がなくなる時』)。
今なお私たちを感動させ続ける数々の詩には、
人と人が出会うことの喜び、そしていつかは来る別れへの悲しみが満ちていた。
誰よりも詩のために生き、誰よりも詩の力を信じた著者が「めぐりあい」の美しさを情感豊かに描く。

【本文より】
――すべて結び合うものが縁なのである。そしてそれは人間だけの世界のものではなくて、木にめぐりあうのも、草にめぐりあうのも、まことに不思議な縁によるものである。――

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自然を愛する真民さんの穢れの感じられない心、考え、ものの見方に触れていると、こちらまで心が洗われるような、澄んだ爽やかな風が感じられる、読みやすい随筆集であった。

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2013年01月20日

Posted by ブクログ

「念ずれば花ひらく」、「二度とない人生だから」、「めぐりあいのふしぎ」。そして、「生きてゆく力がなくなる時」
この詩人の想いに心洗われ、生ききることがどのようなものかを教えてもらった。
人、そして出来事との出会いの必然性、すごさを思い知らされるようだった。
09-86

0
2009年10月07日

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