あらすじ
発表以来、そのみずみずしい感性によって、多くの書評に取り上げられるなど、新人の処女作としては異例の反響を呼び続ける、珠玉の連作オムニバス。巻末には上野顕太郎との特別対談を収録。驚愕の才能の処女作、待望の、切望の、渇望の、最終巻。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
むかし、先輩に読んでと言われて酔っぱらったまま読んで何か違和感を感じながらそのままにしていた本に、偶然再会。
先輩がおすすめしていただけあって、この微妙な空気感はすごい。
人の人との関わり方の繊細なところをうまく描いている。
表現の角度がいろいろあって、きっちりと物事は合わさらないできれいには飲み込めないけれど、これがリアルだよなーって感じる。
痛いけど、人と触れ合うことができないってことは薄っぺらい。
痛いけど、人と触れ合うことはこういうことだって感じる。
いいかんじのぎこちなさ。
Posted by ブクログ
安永知澄さんの『やさしいからだ』を(1)~(3)まで、読んできましたが。どの作品も本当に素晴らしくて惚れ惚れします。 この巻では・・・ ”野田菊”編には、涙しましたよ。
Posted by ブクログ
最終話が素晴らしすぎる。この最終話に出会うために3冊読んだ、という感じ。わたしはこれからずっと触れることは痛みを伴うことと思い続けるだろうから、影響を受けすぎたんだなぁと思うくらいよかった。
Posted by ブクログ
1巻古本で表紙買い 2.3巻を新刊で。
良作。にわかの漫画ブーム(ってもそろそろ下火か?)に漫画の地位は上昇中な世の中だけど、そんなブームが過ぎても漫画が表現の媒体として存在しえる実例として
とかなんとかコムズカシイこと語っちゃいたくなるようなくらいに刺激的だった作品