あらすじ
少女アンの徳島古民家ライフ! 家出先の徳島でアキと出会い、世界を拡げはじめたアン。お箸の持ち方、焼き物の窯元、さらにはドイツ人の幽霊…!? 知らないことがいっぱいの徳島で、今日も日常の冒険は続きます。
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Posted by ブクログ
「欲しいものは後からでも取り返して好きに生きろ」「助けが必要なら言え」なんて突き放しと寄り添い加減の絶妙なセリフをさらっと言えちゃうマサキ、男前です。口先だけじゃなくて、実際助けを求めたら全力で応えてくれるに違いないという安心感が彼にはあります。キヨヒコも懐くわけです。
お箸と器の持ち方講座、勉強になりました。
ただ、あの「とぼしいふところから初めて買った、かわいいかわいいマイお箸」、次の話以降一切登場しなくなるのでちょっとさみしい。
Posted by ブクログ
アキは、アンにとって本当にお母さんのようです。
そして、アキの話す言葉の意味に『ああ、そうなのかもしれない』って思う事もあったり、いろいろ気づかされたり、思いだしたり、まさに大和撫子って言葉がぴったりなアキですけど、アキって・・・ね!
そして、最後の方、水琴窟での不思議なお話はもうファンタジーもありなのかと。
なんでもこいって感じですね。
で、一瞬アキって人物に混乱したんですけど、別人の話ですよね。
現代アキの先祖の話
そして、マサって名前も今も昔も何か関係あるのかも。
そして、幽霊さんの「あの子は生き抜くのか」って言葉に、その背景にありそうな悲しいお話なんだろうと予想してしまうのだけど、今のアキにつながる先祖のお話はとても気になります。
そして、幽霊さんは本当に幽霊さんなのだろうか?
まぁ、それはいいとして、このお話美しい日本を感じさせてくれ、そして哲学的なところもありで面白いです。