【感想・ネタバレ】林蔵の貎(上)のレビュー

あらすじ

激動の予兆をはらむ江戸・文化年間、越前の船頭・伝兵衛は謎の武士・野比秀麿を乗せ蝦夷地へと櫓を漕ぐ。そこに待っていたのは測量家の間宮林蔵。彼らの行ったロシア艦との秘密交渉は、徳川幕府とそれに対抗する朝廷・水戸・島津の連合勢力との抗争の口火となった――壮大な北の海にひろがる男たちの野望。

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Posted by ブクログ

朝廷がロシアと水戸藩(ついでに島津も)を
利用して力を得ようとする
心もとない小さな策略だが、人生を振り回される
男たちがいる
ハードボイルド時代小説です

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2016年02月15日

Posted by ブクログ

2012年01月 03/03
間宮林蔵の物語。蝦夷地の山や海の描写にわくわくさせられる。
解説にある「何事かを成し得なかった男たちの闘い」や「負けが前提でどこまで闘えるか」と断じ切る視点になるほどと思わされた。
復讐劇となる後半はすこし読んでいてしんどいところもある。

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2012年01月15日

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