【感想・ネタバレ】女の背ぼねのレビュー

あらすじ

どうも女は目的を立てるとムキになる。ムキになると完璧さを求め、余裕をなくす。もしも私が男だったら「適当に賢く、適当に抜けていて、いざという時に気丈に頑張る妻」が理想である――男女の役割も人生の目的も曖昧なこの時代。豊富すぎる人生経験からくり出される至言、女が人間的魅力を湛えて気持ち良く生きるための名言が満載! 笑って元気になる、爽快エッセイ集。

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Posted by ブクログ

佐藤愛子久しぶりに読んでみた。相変わらずところどころ吹き出す笑いは語彙選択の巧さによるものだとわかる。彼女が漢文的というか男性的な熟語で怒る様がなんとも面白いのだ。
しかし自分が今の年齢になると、この作家の不器用さに呆れる部分も見えてくる。
できないからできない、と断ち切るのは潔さでもあるが、多少なりとも努力家くらいしろよ、と思うのである。
彼女のエッセイは過去山ほど読んだけれど、まともな小説は一冊も読んだことはない。
いつか彼女の小説を読んでみたいと思う

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

適当に賢く、適当にヌケていて、そうしていざという時には気丈に頑張るーそれが、私の理想の妻である。

ほほー。そうだね。素敵だね。そうありたい。

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2014年03月25日

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