あらすじ
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知られざる舞台裏を徹底解剖! 安全、快適、定時に運行されている日本の新幹線。それを支えているのは、緻密に構築されたシステムと、訓練されたスタッフたち。本書では、新幹線の運行の仕組みを、乗務から輸送指令、保線、車両検査まで、人と機械の両面から詳細に解説。乗っているだけではわからない、新幹線の驚きの舞台裏。(ブルーバックス・2012年7月刊)
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Posted by ブクログ
新幹線という交通システムを成立させるための仕組みを広く浅く取り扱った1冊。鉄道マニアな人には物足りないものがあるかも知れないが、指定席の発行管理や臨時列車のダイヤの組み方など、他ではあまり取り扱われない車両以外の内容も多く、楽しめる1冊だった。さすが、ブルーバックス。
Posted by ブクログ
新幹線の基本がわかる本。なお2012年時点である。鉄道マニアほどではないが、鉄道好きには充分に面白いかと思う。新幹線に乗るときの見どころが少し変わるかなと思う。
Posted by ブクログ
丁寧な取材をもとに、わかりやすく臨場感ある説明がされている。入門的で概括された内容だが、面白い。趣味として長く鉄道関係の資料を見てきたが、その復習にもなり、読んでよかった。新幹線を対象にしたのもよい。より深くつっこんだ内容本も期待したい。ブルーバックスの鉄道ものは6冊ほど読んだが、その中でも良い本と言える。
Posted by ブクログ
乗っていることを忘れるぐらい、静かで快適な新幹線。
これはCM一本分余分に走ると定時着を越えてしまう規律あるダイヤ、
1000分の1の誤差では大きすぎ高低差管理が支えている。
目に見えない努力と管理が、確固たる品質と安全を提供している。
(以下抜粋)
○減速に関しては運転士の判断よりも機会が優先されるしくみになっており、
ヒューマンエラーを防ぐことで列車運転の安全性を高めている。(P.134-135)
○定刻の前後15秒以内に到着できれば「定時」である。(P.138)
○1列車あたりの年間平均遅延時間はわずか0.6分(36秒)だ。(P.138-139)
○列車が高速走行する新幹線では、大きな軌道狂いが生じないようにしており、
レールの高低差を進行方向10mあたりで4mm以下にすることと定められている。(P.188)