【感想・ネタバレ】チームひとりのレビュー

あらすじ

広海と大洋はふたごの兄弟。卓球のダブルスでは、新聞の取材が来るほどの評判だったが、転校をきっかけに、兄の大洋は卓球をやめてしまう。広海は、持ち前の明るさでキャプテンの純とダブルスを組んで勝ち進むが、次の年コーチは意外なことを広海につげる…。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ3冊目。
主人公・広海。「チームあした」のからの話とかぶるが、広海視点で描かれ始める。
前の学校では、卓球は上手くてもチームメイトと確執がのこる最後だった広海。兄がいなくちゃ、一人ではなんにもできない?と、じつはちょっと悩んでいる。しかも、転校してから、兄からは決別宣言をうける。広海とは卓球しない、と言われる。青天の霹靂。いつもは真面目な兄と、おちゃらけキャラの広海でいられたのに。一人、となるとちょっと不安。
次の大会では、同じ学年で実力のつりあうやつがいないな、とは思っていたけど、コーチからは「ダブルスはなし。シングルだけに集中」と言われ、はじめは反発するが、従って、頑張ってみる。つまり、双子だと兄にたよりすぎる、純とのチームだと、純にたよる。チームはおたがい助け合う、だが、チームでも、個々は自立できていなくてはいけない。頼りすぎるのではなく、助け合いなのだと気付かされる。

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2011年08月26日

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