あらすじ
ちっちゃな手につぶらな瞳。姿はかわいいぶたのぬいぐるみなのに、声が渋くて働き者で、妻と二人の子供もいるって……なに!? 心優しき中年男・山崎ぶたぶたが、ときにパティシエ、ときにボランティア、そしてときに一人の(?)父親として、人々の心をあたため、勇気づけてゆく――。笑って笑って、最後に静かな感動が残る。疲れた心に元気をくれる11の奇蹟の物語。
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Posted by ブクログ
読み終わりました。
執事喫茶。。『山崎さん②』の最後の終わり方、続きが気になりました!
スイーツ食べてみたい……
『角の写真館』も続きが……
ぶたぶたさんと対面する所、気になるな。。
ぶたぶたさんの家族写真も見てみたい
『死ぬにはきっと、うってつけの日』
75「せっかくぶたぶたさんが来てくれたのに!」
ぶたぶたさんにはどこか周りの人を温かくさせたり
和ませたりする力があると思わずには
いられなかったり……
私もドキッとさせられたりする言葉ばかりで、
代わりに代弁してくれたようで。。
最後良かったな。
懐かしい人物も出てきて嬉しかったです!
『ボランティア』
道案内。。
もし私も迷ってぶたぶたさんに会ったら、
やっぱり不思議に思うだろうな
上手く言えないけど
中トトロ、小トトロに遭遇したような。。
となりのトトロを思い出します!
『最強の助っ人』
私も引っ越しの日になっても(業者さんが来ても)
ギリギリまで荷物詰め込んでいたので、
引っ越しってこんなに大変なんだなと
見に沁みました(苦笑)
だから、その日のことを思い出しながら読んでました(笑)
ぶたぶたさんテキパキしてて凄いなと。。
ほんとにタイトル通りですね!
本当にいたらいいなと思いました。
手伝って欲しい。
『恐怖の先には』
ちょっとホラーなお話で
一回ひょこっと出てきたと思うとまた消える所が
その人にとっては、怖かったと思うけど
ぶたぶたさんかわいかったな。。
でも、今思うと
色々な所でぶたぶたさん出没していて
そういう所も人間らしくていいなと、
ますます好きになってしまいました(笑)
色々な仕草がかわいいです。
『噂の人』
微笑ましかったです。
もし代理で来なかったら
ぶたぶたさんとも出会わなかったわけだから、
すごい縁だなと思いました。
『新しいお母さん』
キャラ弁みてみたい。。
すごい行動力だなと
探す発想もあるんだなと
これからその家族がどうなっていくのか見届けたくなりました。
ぶたぶたさんの家族、ちょくちょく出てくるようになって嬉しいです!
やっぱり微笑ましいです。
ああいう家族になりたいな……
ぶたぶたさんの写真もみてみたい
『途中下車』
ささいな後悔。。
あることがきっかけで後悔してしまう……
切ないなと思いながら読みました。
でも、そのことに早く気づいて良かった
近所だったこと、
10年ぐらい経った頃に私は知ったので。。
このお話では後悔のことも早く気づいて良かったなって
甘酸っぱくて青春のようなお話でした。
その後の二人の関係も気になりました!
膝に乗っけたら膝、あったかそうだな。。
『ぶたぶたさん』
何だか不思議なお話でした。
Posted by ブクログ
目次
・山崎さん① 本日の執事
・山崎さん② 本日のスイーツ
・角の写真館
・死ぬにはきっと、うってつけの日
・ボランティア
・最強の助っ人
・恐怖の先には
・噂の人
・新しいお母さん
・途中下車
・ぶたぶたさん
20~30ページほどの短い作品がいくつもあると、しかもそれがシリーズ物だと、感想を書くのが難しい。
安定のぶたぶたさん、としか言いようがないから。
どれも面白かったけれど、一番好きなのはというと『新しいお母さん』かな。
新しいお母さんは、うどん屋さんで働いていたお姉さんで、心の中ではとても嬉しく思っているけれど、なかなか言葉に出して言えない大河。
年長さんは随分言葉を知っているけれど、自分の心を伝える言葉って、なかなか難しいものね。
だけど幼稚園の上のクラスの女の子のお父さんであるぶたぶたさんについて、お母さんに話したところから、二人の距離は俄然縮まる。
ふたりでぶたぶたさんの家を探し、待ち伏せし、写真を撮らせてもらい…気がつけばお母さんとすっかり仲良しに。
新しいお母さんのこと好きなのに、恥ずかしくてぶっきらぼうな態度を取ってしまう。
そんな自分を反省するけれど、やっぱり思った通りには喋れなくて…という子どもの気持と、嫌われているのかと不安に思いながらもせかすことなく子どもに向き合う新しいお母さん。
優しくふたりの気持をすくい取って書く作者。
ホカホカと温かい気持ちになれました。
個人的には執事喫茶でぶたぶたさんに接客して欲しい。
Posted by ブクログ
ちょっと疲れていたりしていた人たちがぶたぶたと出会い、力付けられます。
それぞれのぶたぶたと出会ったときのリアクションが毎度ながら楽しいです。
Posted by ブクログ
子どもとぶたぶたの組み合わせがとても好きだ。いつもうるうるしてしまう。矢崎先生の描く子どもはまっすぐで、少しだけ不器用で、でもとても優しい。