【感想・ネタバレ】おまけの人生のレビュー

あらすじ

たった一度の生を、 丁寧に悔いなく生きるには――
スピード至上主義の始原をニュートンに遡り、
善く生きるヒントを『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』に探る。
現代社会を生物学の視点から縦横無尽に斬る、
『ゾウの時間 ネズミの時間』著者が贈る待望のエッセイ集!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

 著者曰く「老眼、白髪、閉経。老いの兆候はみな40代から現れる。そして老いた動物は自然界にはいない。ちょっとでも衰えると、たちまち食われてしまうから。50歳以降の老いの時間は本来存在しないもので、医療技術などにより人為的につくられたもの。だからこれはおまけの人生」と。そんな風にも言えるかもしれませんが、なんだかネガティブで夢のない考え方だと思いました。(^-^)
 「ゾウの時間 ネズミの時間」は大変興味深い本でした。その著者、本川達雄氏「おまけの人生」、2005.6発行。海鼠(なまこ)の如く、生きものに学ぶ、道元の時間の3部構成です。生物に関すること、生物学に関すること、そして著者の人生観が語られています。

0
2021年07月23日

「エッセイ・紀行」ランキング