【感想・ネタバレ】あめりか物語のレビュー

あらすじ

明治36年荷風24歳から明治40年28歳まで4年間のアメリカ見聞記を24篇の小説に収める。渡航中の情景を描いた「船房夜話」、癲狂院に収容された日本人出稼ぎ労働者の無惨な話「牧場の道」など。異国の風物に対峙した荷風の孤独感、鋭い感性と批評精神溢れる新鮮な感慨は、閉塞した時代に憧憬と衝撃を与えた。『ふらんす物語』と併称される初期代表作。

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Posted by ブクログ

煌びやかなアメリカへの憧憬と突きつけられた現実。
人間の生が息づいている。 観察眼に優れていて内面は深く豊かな考察をしながら、その表現は鮮やかで鋭い。

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2014年06月03日

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