あらすじ
百貨店、ホテルからスーパー、ファストフードまで!「偽装中国産」のカラクリを暴く!流入実態から中国汚染最前線まで徹底取材&解説。下水油、カドミウム米、薬漬け鶏肉…日本にも、すでに流入している!?毒ギョーザ事件のほとぼりが冷め、一転して輸入増加傾向にある中国産食品、表示義務のない加工品に多くの“毒”が隠れていた。
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Posted by ブクログ
猛毒食品について知りたくて読書。
知りたかったのは3つ。重金属、下水油、日本の検査状況。
本書の内容も中国の現実の一面。
タイや台湾では屋台で食べるが、中国では口にしないのは周りの知人も含めて共通認識。私の知人の大連人たちもほぼ口にしない。
後半に少し触れられているが、客に出す料理と自分たちの食べるものがまるで違うのはよく耳にする。客出すものは自分たちでは食べない。
中国では甲殻類は食べない。魚も肉も好んで食べない。肉は今後も控えたほうがよさそうだと思った。残留農薬などの摂取をゼロにすることは現実的でないが、自分で料理、調理することで少なくても油の問題は回避できる。特に大連にいて深刻だと感じるのは油と水。
知りたかった3つ目の日本の検査状況は、非常に甘いのだと知る。コストがかかっても検査を強化したり、生産メーカは中国での検査をより徹底することが日本の消費者にとって重要だし、逆に日本の厳しい基準を満たしている食品、食材を日本から再び中国へ販売すればより付加価値として売れると思う。
Made in ChinaがMade in PRCへとこっそり変更されつつあることは初耳。よく見てみたい。
読書時間:約55分
Posted by ブクログ
中国産の食品が怖いのは、「毒ギョーザ事件」で日本人に染み付いたはず。ただし、喉元過ぎれば熱さを忘れる我々は、なんとなく口にしている現実に気づいていないらしい。どれだけ有害な食品や商品を価格だけに惹かれて身近な存在にしているのだろうか。
下水油のルポを読んでいたら気持ち悪くなりました。
中国の食品を知るために、是非、日本人が読むべき一冊だと思います。