【感想・ネタバレ】【カラー版】巨流アマゾンを遡れのレビュー

あらすじ

【電子版特別カラー写真収録】河口幅320キロ、全長6770キロ、流域面積は南米の4割にも及ぶ巨流アマゾン。地元の船を乗り継ぎ、早大探検部の著者は河をひたすら遡る。行く手に立ちはだかるのは、南米一の荒技師、コカインの運び屋、呪術師、密林の老ガイド、日本人の行商人…。果たして、最長源流であるミスミ山にたどりつけるのか。波瀾万丈の「旅」を夢見るあなたに贈る爽快ノンフィクション。電子版には特典写真29点を追加収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

軽妙な語り口で楽しく読み進められた。
「つくづく旅というのは、何もその人が行った場所の時間的連続性だけではなく、その土地の歴史とその旅行者自身の歴史が縦横無尽に織りなしたものである」「肝心なのは、いかにその土地を自分が通りすぎ、いかに自分の中をその土地が通りすぎていったか」とある通り、行き先で起こる独特な人々との出会いはこの著者でなければ起きなかったことだろうと思う。あとがきにあったが探検のために言葉をマスターしていくとは……自分も見習わなければ。
南米一の大道芸人サッソンの話とピラルクの話が好き。

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2020年01月24日

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