【感想・ネタバレ】入社1年目で知っておきたい クリティカルシンキングの教科書のレビュー

あらすじ

ちょっと周りを見回してほしい。ロジカルシンキングのできる「頭がいい」はずの人が、はたして正しく問題解決できているだろうか? むしろ論理だけが先走って行動できなかったり、他人の批判ばかりするダメ出し人間になっていないだろうか?コンピュータやロボットのように課題や前提をインプットされて初めてアウトプットできるのが「ロジカルシンカー」だとすれば、誰も認識していない課題に気づき、問題解決できるのが「クリティカルシンカー」だ。これからのビジネスに前例やマニュアルは通用しないと言われる。「指示待ち」ではなく「提案する」社員、これこそが今企業が求めているビジネスパーソンの姿だ。論理的に考える力はもちろん重要だが、最終的にそれを成果に結びつけられなければ意味がない。クリシンは、入社したてのすべてのビジネスパーソン、いや中堅社員にとっても、ぜひとも身につけておきたいビジネスの基本スキルである。

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Posted by ブクログ

プラグマティズムの血筋すら感じる最高にゴキゲンなビジネス書。
「ロジカルシンキング」が意識高い系に向けた会議室用のフレームワークだとすると、
「クリティカルシンキング」はフレームワークという枠を超えたところに存在する実用的なフレームワークだと感じた。ちょっと日本語おかしいか。
自分はビジネス書はもうコレ一冊でいいや、あとは卒業でいいや

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2017年02月14日

Posted by ブクログ

 単なるロジカルシンキングや、仮説・論点思考では違い、
 具体的にどう活用するか?がよく分かる一冊。

 謙虚さを忘れず、ポイントを絞った上で、仮説を立てて実証していく大切さを痛感。
 繰り返しながら、何回か読み直し振り替えっていこう↑

 タイトルみたく新入社員だけでなく、
 知的活動に関わる人みんなに読んで頂きたい一冊。

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2012年03月22日

Posted by ブクログ

唯一論理思考との違いを述べている。他の類書はロジカルシンキングの内容でタイトルだけクリティカルシンキング。 事実と価値の違いを明確にし、論理バカでなく、使える思考を啓蒙。

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2011年10月24日

Posted by ブクログ

第一部が類書にない重要なポイント。ここだけを主題にした本にしても良いくらい。論理思考をお勉強で学んでも使えないポイントはまさに想像力の欠如。論理思考のツールはその後。

第二部は創造的思考のツール。 

第三部は仕事以外の意思決定に関しても使えるようにしておく必要あり。第一部と第二部を合わせてどう日常の仕事で活用すべきかのヒントがある。ここに行き着くためには相当アタマを柔らかく(先入観をなくし)しながらも、自分の意志(価値判断基準)を持っておくことが必要。

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2011年10月24日

Posted by ブクログ

普段の自分の思考、行動、言動を省みることができ、とても参考になった。
買いたい。

・脱ピーターパン症候群
・適用、TPOを考えること
・MECEに考えることを怠らないこと
・気づきノート
・「可能かどうかはさておき、やるべき方向性を決めてから、どの部分をどう妥協または工夫をして実現可能な意思決定を行っていくべきか?」

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2011年08月13日

Posted by ブクログ

クリティカルシンキングの基本は「最善のよりよい判断と行動ができたか」を考えるためとしている。そしてロジカルシンキングが「理解」だけとするならば、クリティカルシンキングは、「理解」と「実践」がつながっているとしている。

クリティカル・シンキングは「何を信じるべきか」などの信念の問題や前提を掘り下げることによって、主体的な問題解決が重要であるとともに、論理的な思考力を必要としている。

適切なクリティカル・シンキングを妨げるものは、変化を嫌ったり、認識の不協和を嫌う人間の脳の特性もあり、同時に部分最適を目指してしまう面もある。このような中でゼロベースの思考で論理的思考・創造的思考を使って、複数案から一番良い案を選ぶことが重要である。そのためにクリティカルシンキングを進めるために、ブレスト、マインドマップなどの方法も10個近く載っている。

前提を疑い、前提を具体化、時間軸で完げたり、代替案を考えること、前提からシナリオを作ることなどを通してクリティカルシンキングを

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2018年12月12日

Posted by ブクログ

日頃仕事で必要とされる要因分析の際の思考パターンや実例が展開されており、まさに教科書でした。クリシンは課題設定をおこなってこそ。

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2018年06月15日

Posted by ブクログ

 自分の仕事の内容が、上司から指示されたやるべきことをこなすことから、会社や組織の現状から今後やるべきことは何かを見出すことに変わり、物の見方・考え方も変える必要があることを痛感していた時に見つけた本。
 本書を読んで、必要なのはロジカルシンキングではなく、クリティカルシンキングだと気づけた。本書はクリティカルシンキングのエッセンスが詰め込まれており、入社1年目でなくとも読むべきだと思う。
 自分の職場を見渡してみても、優秀な人はクリティカルシンキングが出来ていると感じる。

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2015年05月27日

Posted by ブクログ

入社1年目で知っておきたい…とありますが、クリシンが分かりやすく解説されているので、中堅、ベテランにも役立つと思います。ロジシンのエッセンスが付録で付いているのもいいですね。

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2014年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「クリティカルシンキング」とは何ぞや?と思う方も多いと思います。
ロジカルシンキングは耳なじみがありますが、それとは違うのか。
気になって購入してしまいました・・・。

実際、ロジカルシンキングで物事を考えていても、社会ではうまくいかなかったり、見落としがあったり・・・この本はその理由を明確にしてくれました。

クリティカルシンキング=気付き(誰も気付いていないことや、前提として認識していて見落としてしまっている課題)+ロジカルシンキング

によって成り立っいて・・・
ということは、いくらロジカルシンキングによって因果関係を明確にし、モレ・ダブリなく思考を張り巡らせても、課題の気付きという部分で見落としているのなら、本末転倒であるということが分かります。
着眼点がずれているのに論理も何もない、というような感じです。

実際、仕事でよくぶつかるのはその気付きの部分だと感じます。
本の帯に書いてますが、「指示待ち部下」から「提案型部下」へ!
本当にその通りです。



この本の中では、実際に例を挙げて説明しているので、
とても分かりやすい!!!!!
思考ツールの紹介が大部分を占めている第Ⅱ部は少し読むのつらかったですが・・・

これからの、仕事での課題への取り組み方について考えさせられた1冊でした。

ちなみに題名に「入社1年目で知っておきたい」とありますが、
中堅以上の方でも勉強になると思います。

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2011年07月26日

Posted by ブクログ

ロジカルシンキングができていないと思い、今年の目標を「思考スキル強化」とした。
会社で提供されるセミナーをいくつか受け、本も何冊か読んでみる。
その中で、この本はなかなかわかりやすくてよかったな。

改めて題名を見てみる「入社1年目でしっておきたい」かー
すでに社会人何十年もしているが、もっと早く知っておくべき知識だったか、お恥ずかしい。。

読みやすく、参考になる考えがいくつもあり勉強になった。


■学
・トレーニング(気づきノート)
1日を振り返り、そこで気づいた課題と対処方法を箇条書きで列挙。
原則1日30個をノルマ。
・マインドマップ7つのルール
・6色ハット思考法

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2022年09月17日

Posted by ブクログ

クリティカルシンキング=主体的な課題設定(気づき)+ロジカルシンキング(論理的思考)

誰も気づいていない課題に気づけるか
課題や現状に隠されて選定(重点、落とし穴など)を乱せるか

因果関係を確認しているか
MECE(漏れ・ダブり無く)検討できているか

mutually exclusive and Collectively Exhaustive

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2013年02月19日

Posted by ブクログ

ロジカルシンキングだけでは解決できない問題を解決する"力"として、クリティカルシンキングが紹介されている。クリティカルシンキングのフレームワークがいくつも紹介されている。

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2012年02月22日

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