【感想・ネタバレ】インテリジェンス読書術 年3000冊読破する私の方法のレビュー

あらすじ

「本」は1ページ目から読むな! 知的生産リーディングのすすめ。人気ブログ「通勤快読」、勉強会「毒書人倶楽部」主宰者が「大人の本の読み方」を指南!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

どうせ書いてある中身は同じようなもんなんだろうな、と思いつつ、ついつい手が伸びてしまうこの手の本。で、この本もやっぱりそんなに目新しい内容はなかったです。でも押しつけがましくなくて、言ってることはだいたい納得のいく内容だったから、結構好感の持てる切り口でした。読み始めて面白くないと感じたものは、最後まで面白くならないことが多い。ごもっともだと思います。ただその場合、自分の知識が追いつかなくて面白さが分からないのか、本当につまらないのかの線引きが微妙。なのでついついだらだら最後まで読んでしまうこともしばしば。結局何も残らず、後から考えると時間の無駄、ってこと、結構あるんですけどね。これからはバッサバッサ切り捨てていこうという思いを新たに、読書に励もうと思います。

0
2013年10月12日

Posted by ブクログ

サブタイトルは、『年3000冊読破する私の方法』


3000冊!!??


・・・そういう極端なの、大好き!
私もそれくらい読みた~い!


しかしこの本は、「速読」の指南本ではありません。
あくまで説くのはタイトル通り、「読書術」


著者にとって、「読む」ことが大切ではないのです。
「読む」ことから、自ら考え、発想を生み出すことが大切。
脳は雑多な情報を好むため、とにかく「読まず嫌い」をなくして、
色々な本を読み、脳に刺激を与える。
そうすることで、自らの成長につながる。
といった内容でした。


『なぜなら情報というものはすべて、どこかで必ずつながっているからです。一見、無関係に見えても、じつは関係が大ありなのです。ですから、「食わず嫌い」ならぬ「読まず嫌い」にならずに、どんな本でも読んでみることが大切なのです。』


うんうん。
私もそう思います。


考えながら読む。
というのは、出来ているようで、意識していないと、
ただ漠然と受動しているだけということも多々あります(私の場合)
なるべく、読むことから「考える」「感じる」を意識したい。
これは、本を読むことだけに限定されないですよね。
映画を見る、ドラマを見る。あらゆることに通じることだと思います。


それにしても著者は、本当に脳がタフな方なんですね。


『たとえばわたしは~(略)、勉強においてまったく休憩を入れませんでした。というのは、次の科目が休憩そのものだったからです。目先が変われば脳は休めます。脳はとてもタフな器官で、むしろ疲れてしまうのは目であり、身体のほうです。』


いや・・・。
少なくとも、今の私のうつ脳では無理でしょう。
脳が疲れちゃうよ。
けど、この理論も、「なるほどな」とは思うのです。
私もそうなのですが、脳は飽きっぽい。
次々色々な情報が入ってくる方が、
脳がぱーーーーっと展開、回転するのを感じることがあります。
その前提としては、勉強が「好き」でないとダメなんじゃないかな、と思いました。
どの科目の勉強も「嫌い」であれば、たとえ科目を変えて勉強したところで、
脳の疲れは取れないと思います。


私もね、今はかる~い気持ちで、
色んなことをちょこーっとずつ、
その世界をちらっと覗くくらいの感じで、
種々の知識を入れていきたいな、といったところ。
まあ、その辺は自分自身の心身状態と要相談ですが。


『「活字と慣れ親しむ生活」をどれだけしているかが、その人の速度の密度を決めるのかもしれません。「人馬一体」という言葉がありますが、「人書一体」ともなれば、真綿が水を吸い込むように、活字をどんどん吸収するようになるのです。』


うんうん。
そうありたいものです。

0
2012年09月28日

Posted by ブクログ

この本の主張は、

「読書を通して、アウトプット可能な情報をインプットする」

ってことですかね。

これはどういうことかと言うと・・・

どんな情報も自分の中で理解して、発想の道具として扱うってことです。

だから、ただのうんちく野郎にはなるなってことですね。

貴重な時間を使って読書をしてるわけですから、ただ知識として知って友人に自慢する・・・

なんて使い方ではもったいないわけです。

その知識を自分の価値として持つためには、仕事で活かせないと損だということですね。

簡単なことじゃないと思います。

しかし、読書をする上で、

「この本からなんでもいいから使えるものを手に入れる!」

という気持ちを持って読むのと、

ただ単に、おもしろいなーで終わってしまうのでは明らかな差がありますよね。

それが、面白く書いてあるのが、この本だというわけです。

ちなみに著者が作った面白いワードもいくつか・・・

「夢アンテナ」「浮気読書」「キラーフレーズ」

↑どうですか?www


また、後半ではアウトプットにつなげることについても書かれてます。

それにつられて書き始めたのが、このブログなんですねwww


ちなみに著者は年3000冊の本を読むそうですw(゚∇゚ ;)エッ!?
もちろん仕事上必要なものが多いので、読むだけでなく、しっかり理解しなければならないんですね。

読んだ後に、3日もすれば頭の中になにも残ってない・・・なんてことがよくある私の一番痛いところ突いてきた感じでしたね(ノд・。) グスン

多くの本を理解して読むコツは、「大から小」ということです。

おおざっぱに理解しないと細かいところなんて頭に残らないってことですね。

僕は大学生で理系なのですが、最近経済学に興味を持ち始めまして、 入門書なんかで勉強してるんですが、当然専門分野の勉強も忙しいので、ノートにとってひとつひとつ理解して先に進む・・・なんてことが全然できないわけです。

だけど少し完璧主義なところもあって、ノートにしっかり取らないと先に進みたくない性分なんですね。

しかし、この本が薦めるのは精読(しっかり読み進む)ではなくて、3時間でざっと読んで、2、3回繰り返し読めってことだそうです。

短期集中型ですね!

ちなみに今読んでる経済学の入門書は2時間あれば読み終えられそうですwww

ということで、さっそくノートにつけるのはやめてざっくり全部通し読みしてみます。

0
2011年03月14日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
人気ブログ「通勤快読」、勉強会「毒書人倶楽部」主宰者が「大人の本の読み方」を指南。
「速読」なんて無意味!
「本」は1ページ目から読むな!
知的生産リーディングのすすめ。

[ 目次 ]
第1章 速読教室の落ちこぼれが年三〇〇〇冊!?(本との出会いは一期一会 年三〇〇〇冊の二割が大失敗 ほか)
第2章 本は一ページ目から読むな(必要があればだれでも速読できる 速読劣等生が三〇〇〇冊読む方法 ほか)
第3章 知的生産リーディングのすすめ(「知的生産」のために読め! 避けたい知的消費のリーディング ほか)
第4章 「その他大勢」から抜け出す情報活用術(「他人事」で読んでも無意味 「必ず結果を出す」と考える ほか)
第5章 一冊との出会いが人生を変える(「心の囁き」が聞こえるか? 人を活かす読書、殺す読書 ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2010年10月02日

Posted by ブクログ

中島孝志に僕が初めてであった本。
読書をもっとも有意義にするために、「キラーフレーズを見つけ出せ!」

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

タイトルにある「読書術」というよりは、「本をいかに仕事、そして人生に役立てていくか」という内容がメインです。

もちろん本をどう読むか、という具体的な方法にも触れているんですが、著者としては本を読む方法よりも本の内容を実生活にどれほど役立てていくか、というところに重点を置いているのだと感じました。

量とサイズは一般の新書程度ですが、中身が濃く、今後本の読み方を意識してみようと思えた一冊です。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

・読書とは「太鼓のようなものだ」(司馬遼太郎)
・「知的消費のリーディング」と「知的生産のリーディング」
・速読より、即読、追読、縁読
・読書は「人間」を勉強する道具
・付箋でチェックして読み返す

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

・キラーフレーズを探せ。
・本を読む→付箋でチェックする→チェックポイントをおさらいする→勝ち残った情報をパソコンにインプットする。


第1章 速読教室の落ちこぼれが年三〇〇〇冊!?(本との出会いは一期一会
年三〇〇〇冊の二割が大失敗 ほか)
第2章 本は一ページ目から読むな(必要があればだれでも速読できる
速読劣等生が三〇〇〇冊読む方法 ほか)
第3章 知的生産リーディングのすすめ(「知的生産」のために読め!
避けたい知的消費のリーディング ほか)
第4章 「その他大勢」から抜け出す情報活用術(「他人事」で読んでも無意味
「必ず結果を出す」と考える ほか)
第5章 一冊との出会いが人生を変える(「心の囁き」が聞こえるか?
人を活かす読書、殺す読書 ほか)

0
2018年10月12日

Posted by ブクログ

作者のことは好きになれないが出てくるエピソードには魅了される。知的生産リーディングとセレンディピティは記憶したい

0
2017年09月03日

Posted by ブクログ

120711
即読、追読、縁読。視野を広く、眺める。読むスピードを知っておく。つまらない本は見切る。切りの悪いところで中断。週刊誌の書評。本をプレゼント。

0
2012年07月11日

Posted by ブクログ

中島さんの本は語り口が優しく読みやすい。内容はそれなりに役に立つものだが、今ならクラウドを利用したもっといい方法もあったり、どうしても古い情報になってしまう感じは否めない。

0
2012年05月05日

Posted by ブクログ

読書を知識の吸収ではなく、入れた情報をどのように活用するかがポイントであると書いている。本書の言葉でいえば、知的消費のリーディングではなく、知的生産のためのリーディングであるべき。

そのための具体例はいろいろあるが、そのまま活用するというよりも、それをアイディアにして、自分の知的発想ができるように工夫すればよいと感じた。

具体的な本や、その方法については、本書を読めばわかると思う。

0
2011年10月07日

Posted by ブクログ

本を他人事として読まない。
他人事として読んでも結局は血肉化されない。
それは娯楽としての読書である。
せっかく本を読む時間を割くのであるから実のある読み方をしよう。

0
2011年01月27日

Posted by ブクログ

速読が出来ない人が多読するには?
そこに興味があって購入しました。

当たり前といえば当たり前のことが書かれていましたが、
実際に出来ていないことばかり。

本をなぜ読むのか。
本から何を得たいのか。

そこを明確に意識しながら読むだけで、
量・質が違ってくるだろうなぁと思いました。

とにかく、実践しなければ、この本も読んでいないのと同じ。
まずは実践して、自分なりの読書術を構築していこうと思わせるものでした。

また、本文で紹介されている本に興味があるものが多かったです。

0
2010年09月29日

Posted by ブクログ

<本の紹介>
読書の真髄とは、仕事のヒントやアイデアが湧き、人生への教訓などを具体的に得られる、創造的な「知的生産」の場にすることにこそある。年3000冊読破する著者が、「大人の本の読み方」を指南する。

これを読んで、読書って人によってスタンスに違いあるなと思ってたけどなるほどなと思いました。大きく3つに分かれるのかな。

■読まない人(興味なし)

■読むことに重きを置いて読む人
(速読や読書量を問題にしてる、趣味で読む、中身を楽しむ、話についていく為にベストセラーは読む、とか)

■読んでなにかに活かそうとする人
(本の内容より読んだ本から何を得るのかを重視、目的のある読書もそうだし、無目的に読んだ本でも偶然性から目的以上の何かを得てたり)

俺は「読んでなにかに活かそうとする人」になって、でもその中での質量共にまだまだって感じすかね。仕事にどう活かすか、生活にどう活かすか。ストレートに活かせるものとモデリングして応用って活かし方とがあるけど、どっちも自分で考えながら読むんで一冊読むのにも時間かかったりします。

で、この本でってわけじゃないけど他にわかったこと。
映画→漫画→原作ガイド→原作の順に活字に近くなって、内容も深くなっていく感じはあるなと。「原作の方がおもしろい」って人がいるのも納得できるし、それがわかってれば映画を見ることで原作の理解度を上げてから原作を読むってアプローチもありだなと思いました。

でも、年に3000冊か、、、年に100冊を目標にしてる俺は30年かかってやっとたどりつけるなんて、ちょっとペース的に想像できないけど、読む度に読むペースは上がってるしいつかは1000冊くらいいけるといいかなとか思います。

世の中に無数にある本の中で、できればより自分の為になりそうな本、得るものの大きい本を読みたいなと思ってます。それをどう選んでいくのか。他の人の紹介ってのはキーにできるかなと個人的には考えてて、そういう意味じゃいろんな本をこの一冊の中で紹介してくれていたんでいいきっかけもたくさんもらいました。3000冊読んだ人、そして考え方も似てる人がいい本って紹介してるんだから、そりゃ他の本よりも自分に合う確率は高いすよね。

次は何を読もうかな。1ヵ月後、どれだけ人間的に大きくなれっかな。
読書が楽しくなってきたこの1年です。

0
2020年01月12日

Posted by ブクログ

よく速読術ってあるよね?

速読はよくないよ、っていう批判も入りつつ、
著者の読書術、哲学が詰っている。


名言は、
詰らなくなったら読むのをやめろ。

1ページ目から読むな。

目次とまえがき、あとがきを読め。

付箋フル活用。

メモれ。

総括しろ。

能動的に読め。



くらいかな。

本好きな方、ぜひ。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

読書術と書いてあるが、読書術のはなしはそれほど多くない。ただ、読書術以外のぶぶんで参考になる個所がおおい。

気を付けようと思うのは、「知的消費」の読書になる傾向がじぶんのなかに強いので、それを自戒すること。
「知的生産」の読書は、どんな本でもできる。小説でも、演劇の本でもゴールさえ自分できちんと設定できていれば必要な情報ははいるらしい。経験があるので、なるほどと思える。しかしそのためには、必死で情報をさがすことが大事で、のほほんとした気持ちでは効率が上がらないようだ。もっと危機感をもった読書をしよう。

この本を読んで、もっと歴史書、伝記を読もうと思った。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

速読。3000冊とはどんな本か、どう管理しているかが興味あるとこだったが、実際は読書論。あまり内容は濃くない。最期の2ページ読めば十分。あとはエピソードをパラパラ眺めて楽しむか。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレかもしれないが、3000冊読破ではなく、3000冊購入、の意。読書に関しては速読、多読を前提にして圧倒的な細切れ知識を頭に流し込む手法を知的生産に活かしていこうね、という。知的生産に活かす意識で読書に取り組む、というのが著者の論旨だけど、結局、読書は楽しいね、っていう本でした。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

満足する本は全体の10%。それ以外は捨てる勇気を持つ。夢アンテナを広げるため、普段なら決して読まない本を、あえて選んでみることが有効。
本を読んだら、まとめる、何か結果をだす、活用する、「自分だったら・・・?」と感がえる習慣をつけることが大切。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

私には、とてもとても年間3000冊も読めません。著者の言うところの「知的生産リーディング」よりは「知的消費リーディング」です。読書での発見が「知的生産」には結び付いてはいないですね。最近読んだばかりの本、それもそれほどベストセラーでもない本が、三冊も取り上げられていたのにはちょっとびっくり。

0
2011年08月03日

「ビジネス・経済」ランキング