【感想・ネタバレ】ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲームのレビュー

あらすじ

おすすめの一冊を持ち合い、本の魅力を紹介しあう。ゲーム感覚を取り入れた新しい“書評”のかたちが、今、注目を集めています。「人を通して本を知る。本を通して人を知る」ことができる、それがビブリオバトルです。京都大学の研究室で生まれ、今や全国大会が催されるまでになったビブリオバトルの誕生秘話から遊び方まで、その全貌を発案者自らが書いた入門的一冊。書評は読むだけのものではなく、参加するもの。読書嫌いも本好きになること請け合いです。情報が多いネット時代だからこその、新しい本との出会いを提案します。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人に本を薦める、薦められた本を読むというのは、一つのコミュニケーションとして重要であるし、そういうことを通じて、お互いを知り合う機会にもなる。ビブリオは書籍を表すラテン語由来の接頭辞であり、バトルは戦いを意味する、つまり、「本を使った戦い」というのが直訳だ。ビブリオバトルは、簡単に言ってしまえば「本の紹介ゲーム」だ、もう少しカッコ良く言えば、「書評を媒介としたコミュニケーションの場づくり手法」である。発表者は自分で面白いと思った本、みんなに紹介したいと思った本を持ってきて集まる、基本的に本のジャンルは問わない、小説でも専門書でも、漫画でも詩集でも、写真集でも円周率百万桁表でも構わない。ちなみに決めるのは『チャンプ』ではなく『チャンプ本』である、偉いのは本の方だ、「どの本が一番読みたくなったか?」という基準での投票を行い多数決でチャンプ本を決定する。

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2013年09月15日

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