【感想・ネタバレ】海月奇談(上)のレビュー

あらすじ

「それから……、滑り台の近くに、これが」。そう言って敏生(としき)の差しだした物を見た瞬間、胃の捻れるような感覚が天本を襲った。それは河合の丸眼鏡だった。無惨にひびの走った薄いレンズ。まるで河合自身の身に同じことが起きたとでもいうかのように。事実、河合に同行していた早川は、重傷で倒れているところを発見されていた。だが、これは発端にすぎなかった。さらに怖ろしい出来事が天本を待ちうけていた……。

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Posted by ブクログ

こんなとこで終りやなんて拷問やっ、と思わず思ってしまったこの1冊。
早川さんと河合さんが、二人の家に向かう途中で何者かに襲われた。依頼主から預かった品物を奪われ、挙げ句怪我を負って倒れていた早川さん。けれど、どこを探しても河井さんの姿はなかった。それに動揺しながらも、今出来ることを見付けて行動していた二人。だが、天本さんが査門会に呼ばれている間に、龍村さんと敏生まで襲われ、敏生も行方不明になってしまう…。
いつもの通り穏やかに始まった今作は、後半に行くにつれて次第に重く暗くなっていきました。
果たして天本さんは敏生を助けられるのか。河合さんを見付け出すことは出来るのか。
ハラハラしながら早く続きを読みたくなること間違いナシです。

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2009年10月04日

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