あらすじ
児童相談所に勤め、温かい家庭を持つ主人公、澤村。父として家族の柱となり、児童福祉司として他の家庭を救うなか、突如事件は訪れた――。妻の声も子どもの声も、もう心には届かない。正しく生きてきたやさしい男の人生は、ひとつのできごとに殺された。果たして最後に彼を救うのは、叫びか、ささやきか、誰の声なのか。
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Posted by ブクログ
ちょっと想像していた内容とは違ったな・・。
「とうさんは、大丈夫」というタイトルではあるが、内容は全然大丈夫じゃなかったです・・(~_~;)
真面目な仕事人が陥りやすいと言われる「うつ病」・・
特に主人公の澤村が仕事に真摯な姿勢を持つ人物だけに、精神が崩壊していくさま?に心を痛めた。
結局のところ、家族の愛で自分の舵を取り戻すので救われたけど。
仕事に余裕を持つなんてことは、きっと現代社会では難しいこと。
しかし、オンとオフを切り替えないと、やりきれなくなる時があるように思う。
埼玉県が舞台の小説ゆえ、リアリティを感じました。