【感想・ネタバレ】「とうさんは、大丈夫」のレビュー

あらすじ

児童相談所に勤め、温かい家庭を持つ主人公、澤村。父として家族の柱となり、児童福祉司として他の家庭を救うなか、突如事件は訪れた――。妻の声も子どもの声も、もう心には届かない。正しく生きてきたやさしい男の人生は、ひとつのできごとに殺された。果たして最後に彼を救うのは、叫びか、ささやきか、誰の声なのか。

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Posted by ブクログ

ちょっと想像していた内容とは違ったな・・。
「とうさんは、大丈夫」というタイトルではあるが、内容は全然大丈夫じゃなかったです・・(~_~;)
真面目な仕事人が陥りやすいと言われる「うつ病」・・
特に主人公の澤村が仕事に真摯な姿勢を持つ人物だけに、精神が崩壊していくさま?に心を痛めた。
結局のところ、家族の愛で自分の舵を取り戻すので救われたけど。

仕事に余裕を持つなんてことは、きっと現代社会では難しいこと。
しかし、オンとオフを切り替えないと、やりきれなくなる時があるように思う。

埼玉県が舞台の小説ゆえ、リアリティを感じました。

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2012年02月20日

Posted by ブクログ

仕事熱心で家庭でもよきお父さんである児童福祉士の主人公がある出来事をきっかけにだんだんとうつ症状に陥り理想と現実の中で妄想にさいなまれ病んでいく。ただこの主人公には支えてくれる家族、奥さん子供達がいたから、ギリギリでのところでなんとか持ちこたえることができた。これって現実社会の一端なの…と気分は沈む

0
2013年06月10日

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