【感想・ネタバレ】三階に止まるのレビュー

あらすじ

あなたの会社やマンションは大丈夫? 誰もボタンを押していないのに、必ず3階で止まるエレベーター。住民がそこに見たものは……? 奇妙な表題作はじめ、思わず背筋の凍るミステリー短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

石持浅海の新作が出ていたので借りる。珍しく短編集。全部面白かった。短編だと論理詰めの石持浅海らしさがより一層発揮されるな。キャラクターも何もなく、それのみ、って感じで分かりやすい。二階堂黎人が企画・構成した「EDS 緊急推理解決院」というアンソロジーに出したという一編があって、面白かった。この本読みたい。表題作は珍しくホラーっぽいというか、この世のものではないものを扱っていて面白かった。

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2014年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリでもありホラーでもある短編集。
それぞれのお話の結びで思わずにたりとしてしまう程良い黒さが非常に好みでした。
「院長室」のみ『EDS緊急推理解決院』にて既読。

一番好みだったのは表題作。
こういう余韻を残す作品はとても好きです。
「転校」のブラックさも好きです。
あの状況で灰汁抜きの心配をしてしまう主人公に思わず笑いが(笑)
あの真実に気付いてしまった後も彼はやはり灰汁抜きは気になるんだろうか?とちょっと悪趣味な心配をしてしまった。
灰汁抜き要らないんじゃないかとも思うけど。
もっと黒いのも是非書いて頂きたいです。

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2014年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろんなテイストの短編集。

「宙の鳥籠」は結構好き。
石持浅海作品らしいし、シニカルなセリフが効いている。
「Rのつく月には気をつけよう」での会話のような、
ちょっとツンとした雰囲気を感じる。

表題の「三階に止まる」は、珍しくオカルトめいていて、予想外の展開。

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2013年11月25日

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