あらすじ
戦場のような職場での仕事と恋に疲れた弥生が、転職先に選んだ会社は、田舎の納豆メーカー。東京にない、ゆるい生活が始まった。が、ある日、会社が乗っ取られるとの噂が! 凍っていた弥生の心に火をつけたのは、同僚の沢森君から言われた「戦うのが怖いだけ」という言葉だった。実は納豆嫌いの弥生に、何ができる? 短編「はるのうららの」も収録。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
東京で戦場のような職場で働いていた弥生が、恋にも破れ、田舎にある会社に転職して生活を再スタートさせるストーリー。
田舎の雰囲気にも会社の雰囲気にも慣れ、自分らしさを取り戻す場面はとても良かった。登場人物も温かく、納豆にスポットを当てる場面はすごくホッコリ。
「はるのうららの」という短編にも、歌いながら納豆をかき混ぜる場面があって、同じ土地での物語なんだなーと少しリンクしている雰囲気も良かった。
自分のペースで自分探ししようと思える内容で良かった!
Posted by ブクログ
北関東支社というところに惹かれて読んだ。
田舎のほのぼのとした会社。都会の忙しい生活とは反対にのんびり働ける、誕生日をみんなで祝ってくれるとか、納豆が常備されてるとかいいなーと思った