あらすじ
シュウォーツとの猛特訓の結果、第三学年のシーズンが始まるころには、ヘンリーはウェスティッシュ大学はじめてのメジャーリーグのドラフト候補になっていた。打撃の腕をメキメキと上げ、守備でも、憧れのアパリシオ・ロドリゲスのもつ連続無失策の全米大学記録にあと一試合まで迫っていた。しかし肝心の試合で、なんでもないショートゴロを捕まえたその後の送球が、彼の周囲の人々―シュウォーツ、オーエン、アフェンライト学長、ペラ―の人生を一変させる。もちろん、ヘンリー自身の未来をさえ…。『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー!今世紀最高のデビュー作。
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Posted by ブクログ
ハープーナズの快進撃とは逆で登場人物たちの関係はぎくしゃくしてうまく行かなくなります。自分の欲望のためではなく、あくまで自分の信じることを行っているので心地よい感じがします。世間一般でいわれる成功ではなく、自分の人生を生きた結果が小説の内容なのです。
最後の墓場から湖へ向かうところは色んな意味で「くさい」表現となっています。のこった登場人物が本当のスタートをきるための儀式という感じです。