【感想・ネタバレ】オニマル 異界犯罪捜査班 結界の密室のレビュー

あらすじ

令嬢は蜘蛛の形に見立てられて殺され、座敷童子が出るという旅館の部屋では男が惨殺され、結界が張られた“密室”でも殺人が起こる……人間業とは思言えない怪事件の数々に、美貌の警部ベニーが挑む!

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Posted by ブクログ

鬼丸&ベニー第2弾。鬼丸さん、だいぶツンからデレになってきたわ笑。ベニーもお酒飲んで速攻で寝るとかかわいくなってきた。
物っ怪が出てきたり、来なかったり、ほんとに怖いのは人間だったり、鬼も結界無視できるほど強くなかったりと、3話其々。
でもそれにしても1話目はトリック強引過ぎ&最後そこか、って感じ、2話目はトリック雑&警察ザル過ぎ、3話目はまだらしいかなって思ったけど、これは推理小説として読んじゃ駄目なやつなんだな。鬼丸とベニーの攻防(とデレ)を見守る小説なんだわ。

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2019年02月28日

Posted by ブクログ

オニマル・シリーズ第二弾。陰陽師の警部・ベニー芳垣と鬼の刑事・鬼丸のでこぼこコンビが怪事件に挑む。

今回は『蜘蛛の絨毯』『座敷童子の棲む部屋』『結界の密室』の三話が収録されており、三話のいずれもちょっと変わった密室殺人事件をテーマにしている。

このシリーズは、ベニー芳垣と鬼丸のでこぼこコンビが奇怪な事件を解決する面白さと鬼丸の正体がいつ明らかにされるのかという興味の二つを兼ね備えているようだ。まるで漫画のような伝奇ミステリーであり、肩が凝らずに読めるのが良い。

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2014年03月03日

Posted by ブクログ

一応警察小説だが、角川ホラー文庫に入っていて、ホラーというより、オカルト警察小説かな。結構面白い。鬼丸三郎太刑事が実は物っ怪の鬼で、アメリカ帰りのイケメン警部のベニー芳垣が陰陽師というぶっ飛んだ設定がいい。本来なら、対立するはずの2人が協力して、3つの事件に立ち向かう。結局は、鬼丸が事件の真相に気づくのだが、手柄はベニーに譲る。最後は、鬼になって、背後に隠れていた悪人を懲らしめる。鬼丸に密かに憧れている小麦早希刑事が、鬼丸とベニーの仲に嫉妬するなどして、なかなか可愛い。ダジャレがさりげなく出てくるところなど、田中啓文らしい。

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2021年11月16日

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