あらすじ
「忙しい」→「休みたい」→「休む」→「忙しい」……
今のあなたが「毎日が楽しくない」「仕事がつらい」「いつも疲れている」「新しいことにチャレンジできない」と感じているのは、こんなサラリーマンスパイラルが原因なのかもしれません。このスパイラルから抜け出すためには、マインドのアップデートが必要になります。そこで本書が提案するのが、サラリーマン3・0ともいうべき、新しいサラリーマンOSです。
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Posted by ブクログ
チェック項目7箇所。今のサラリーマンに求められているのは、会社に身を置きながらもそれに縛られないような思考法、そして、それと同時に、会社からは自由でありながらも、まわりとのつながりを大切にする思考法である。「楽」というのは、基本的につまらないものだ、楽とは「楽しい」という意味ではなく、「行動しない状態」「無気力」「無関心」を意味している、ゆえに楽の反対は、興味、関心を持って行動すること(「つまらない」の正反対!)にほかならない、だからこそ、サラリーマン3.0は「楽」ではない、だが「楽しい」のだ。サラリーマン3.0は自分の中荷ある楽しさを行動の基準にする、だから、不景気や会社の人事制度といった外部要因に左右されることがない。自分の時間に対してコスト意識がない人は、相手の時間に対しても鈍感なのが常である、あなたは10分しか遅刻していないかもしれないが、もし待ち合わせの相手が10分前に到着していたらどうだろうか?70歳を過ぎてもこうした難関資格に合格する人がいる以上、「何歳以上になったら、歳のせいだと言い訳していい」というような年齢はない。難関資格を取得するための試験は当然のことながら難しい、しかし、その「難しさ」というのは、ビジネスで求められるような「難しさ」、つまり、変化に対応することの「難しさ」ではない、試験合格というゴールは決められている以上、そこに向けてひたすら走り続けて勉強すればいい。おじさん世代でありながら、最新の流行についていっている人がいる、まさに「今を楽しむ」サラリーマン3.0である。
Posted by ブクログ
目標達成を加速するために必要な要素として、ご褒美が一連のプロセスの中にしっかり組み込まれている。自分へのご褒美を決めると、次第に家族も応援してくれるようになる。
どうすればサラリーマンの精神的疲労はリセットできるのか?RAMのデータを全部追い出すくらい、別のことに忙しく頭を使えばいいのだ。平日に習い事をすすめるのは、「平日=働く日、週末=休日」という固定観念をなくすには、これがうってつけの方法だからだ。
もしも、何らかの事情があって、「参加します」と即答できないのであれば、その誘いに対しては「なるべくすぐに」「やんわり断る」のが、サラリーマン3.0の流儀である。
常に誰とでもつながれるように、第二の名刺をつくっておくといいだろう。
効率よく人脈を広げたいのであれば、経営者の知り合いを増やすのが近道だ。
何か結果が起きたときには、必ず感謝すべき相手がどこかにいる。
世代のギャップ、男女のギャップ・・こうした溝を埋めるためには、情報が必要だ。それを日頃から収集しているからこそ、さまざまな人とフラットに付き合うことができるのである。
面白い情報、有益な情報を得るために必要なもう一つの条件は、金銭的なコストである。ときには有料セミナーに参加することをお勧めしたい。