【感想・ネタバレ】14歳の恋 1巻のレビュー

水谷フーカ

中学2年。思春期真っただ中。小学校から友達の彼と彼女が本物の「彼」と「彼女」に──。甘酸っぱさ全開! 顔がニヤけて床を転げまわること必至な初恋物語、待望の第1巻。描きおろし多数収録。

[ブクログ · ★★★★★]

メインの二人（表紙の二人）は、周囲より大人びて見えるため、普段は大人っぽく振る舞うが、二人きりの時のみ地を晒す関係にあります。
大人びて見えても、やはりまだ14歳。
14歳という微妙な時期の微妙な関係がとにかく可愛い。
普段は大人っぽく振る舞わなければならないので一緒にいられないもどかしさとか、意識し始めて視線が合うだけで赤面してしまう初々しさに思わず背中を押してやりたくなりました。

2巻も期待。

[ブクログ · ★★★★★]

何気なく本屋で手に取ったこの本。コミックスはあまり買わないのですが、とにかくタイトルに惹かれて購入しました。本当に郷愁に駆られる名作ですね。人生で1回しかないこの甘酸っぱい経験は誰にでも思い当たる、そんな風に感じました。

[夏人 · ★★★★☆]

冒頭の思春期という言葉が、一番しっくりくる作品ですね。
仄々というよりも少しムズ痒い、子供と大人の狭間の二人の心理描写が良いですね。
縁日での金魚すくいのシーンは笑わせていただきました。
髪型の話のうなじへのキスは、中学生のくせに！と思いながらもその気持ちは理解できる。

＃胸キュン ＃ハッピー ＃ほのぼの

[ブクログ · ★★★★☆]

水谷フーカは絵が好みで、何冊かジャケ買いしているのですが。

空気感がいいなぁ。ふんわりしていて。

14歳、中学２年生、特にこれといって事件が起こるわけでもなく、刺激はありませんが平和な日常が描かれています。
平和で狭い世界の中で２人だけの秘密にひっそりドキドキ、っていうのがこそばいくも可愛らしい。それこそ良い空気感で。

ふわふわしているとしか言いようがないんですけど（笑）。そこが良い。

後半には２人の秘密を知ってしまうちょっと悪い子と、変なセンセイが登場して、２巻以降にちょっとだけ波乱の予感？　です。