【感想・ネタバレ】恋する「小倉百人一首」のレビュー

あらすじ

百人一首には、恋の歌と秋の歌が多い。平安時代の歌風を現代に伝え、切々と身に迫る。ただのかるたと思うなかれ。人間関係、花鳥風月、世の不条理と、歌は深い世界を内蔵している。ゆかいに学ぶ、百人一首の極意。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

阿刀田高の小倉百人一首歌評エッセイ。エッセイなので阿刀田高氏の小倉百人一首に関する体験や記憶がつらつらと。それがうまく歌評とリンクしてるのだから読んでいて楽しい。男女?のやりとりも載り、リズム感も良い。薄かろうが厚かろうが本を読むのは苦手だが、百人一首への親しみや阿刀田高氏への親しみも手伝ってさっくり読めました。良書と思う。ただ突然最後の話(章)で愛国百人一首と万葉かるたが出てきたのは驚いた。もっと他の例えから小倉百人一首の評が出来なかったものか?それもまた良いのですが、、、

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2024年04月30日

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