【感想・ネタバレ】ドキュメンタリーの力のレビュー

あらすじ

細切れの情報を垂れ流し、ステレオタイプな人間像を映すばかりのテレビで、視聴者は思考停止状態に追い込まれている。消費する映像ではなく、思考を促す映像、もう一つのメディアが今求められている。マスメディアでは伝えられない出来事のもう一つの側面を知り、人間存在をリアルに感じることができるのが、市民メディアとしてのドキュメンタリー映画だ。受け手とつくり手のインタラクティブなあり方を模索しつつ、日本各地、世界へと上映会を広げるドキュメンタリー映画の、今もっとも旬な監督が自らの作品づくりを通して、"ドキュメンタリーの力"を語る。

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Posted by ブクログ

「ドキュメンタリー映画って
 ・どのような種類のものがどれくらいの数あるのか?
 ・どのような人が携わっているのか?
 ・どこで鑑賞する(もしくは手に取る)ことができるのか? etc・・・」
「一方的に偏った大量の情報を発信し続けるマスメディア(...マスメディアに客観性なんてものはないことは承知)に対極をなす”思考を促す映像を発信するメディア”の必要性etc・・・」

この一冊を通じてドキュメンタリー映画というものに強い興味を持つことができた。

本の中には"イラク戦争"、"劣化ウラン弾"、"被爆"、"旧日本軍が投棄した毒ガス兵器"等...作者が取り扱ったテーマのことがいろいろ書かれいるのだけど...どれも深いところまで入り込んで書かれた内容なのでとても重かった...。

「もっともっと知らなければならない真実がたくさんある...。」

とにかく強烈な一冊だった...! 

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2017年08月02日

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