あらすじ
フリーター生活からハーバードに行き人生を変えた著者だから伝えられる話
『大丈夫だ。君なら未来を変えられる』
教授、講師、職員、クラスメート、卒業生らと
交流する事で得た“気づき”の数々
◆著者のコメント
この本は、私がハーバードの公衆衛生大学院に学んだ経験を1冊にまとめたものです。
私は決して“エリート”ではありません。就職活動では内定を得ることができず、何も決まらないまま大学を卒業。フリーター生活を経て、長い長い回り道の末に、3度目の正直でハーバードに入ることができました。
その私が、大学院の勉強と同じくらい興味を持ったことがありました。
それは、ハーバードで輝いている人たちは、なぜそのポジションを得たのか――。
彼らの共通点とは何か、ということでした。
社会に出る手前で進むべき道を見失った私は、どうしても、その答えが知りたかったのです。
では、私が見つけた答えとは何だったのか……。
この本が、かつての私と同じように、前に進みたいと思っている人や、変わりたいと願っている人、そして、自分のこれからの生き方について本気で考えている人の心に届くことを祈っています。
■目次
●第1章 変化 CHANGE
●第2章 転機 OPPORUNITY
●第3章 仕事 WORK
●第4章 心 SPIRIT
●第5章 未来 FUTURE
■林英恵(はやし・はなえ)
1979年千葉県香取市生まれ。地元の公立幼稚園・小・中学校を経て、私立渋谷教育学園幕張高等学校、早稲田大学社会科学部を卒業。
大学在学中からテレビのリポーターなどメディア関連の仕事を行う。ジャーナリストになることを目指して就職活動を行うが、マスコミからの内定を得ることはできなかった。その後、新聞社での編集アルバイトなどを経てアメリカに留学し、ボストン大学教育大学院修了。
2006年より、国連児童基金(ユニセフ)インド事務所でHIV予防キャンペーンに携わり、2007年、ニューヨークに本社があるマッキャンヘルスコミュニケーションズに入社。
同年、3度目の受験でハーバード公衆衛生大学院修士課程に合格。同社の支援により、学業と仕事を両立させながら、2012年5月に同大学院(ヘルスコミュニケーション専攻)を修了した。
現在も、同大学公衆衛生大学院博士課程に在籍しながら、パブリックヘルス部門の戦略プランナーとして、国内外の保健医療やヘルスケア分野で、コミュニケーションに関する研究や企画の実行・評価などを行っている。使命は、ひとりでも多くの人が与えられた命を全うできる社会を実現すること。好きな言葉は「Life is full with unexpected joys. (人生は予期せぬ喜びにあふれている)」。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
・深い洞察力=ひとりの時間
・否定語を使わない
・「ノー」と言われても失うものは何もないが、
何もしないで失うものは大きい
・望む社会の姿からキャリアを逆算する
・すべてのことに意味がある
・エモーショナルコスト
・専門性は最低条件、+αの付加価値があって
その人自身が信頼される
・辛い時こそ、どう反応するかが見られている
・限界や言い訳を作らない
・上手くいかない時、自分のことしか考えられなくなりがち。
周りに目を向けていく
Posted by ブクログ
手にとった瞬間から運命を感じました。
出身大学、海外経験、6年で卒業、内定0、人と会いたくなくて自分をひたすら卑下していた時期、「ハナ」というあだ名。。
著者の過去の本当に多くの点が今の自分と一致していて、
勇気と希望を貰えました。
私はまだ、著者のように成し遂げたことはひとつもありません。
社会に出てすらない。
でも似たような経験を経たあとに本当に自分が使命感をもって取り組めることに出逢えていて、今からでもがんばればきっと何かが見えて来るはずという根拠のない自信をもつことができました。
こんなに本で全ての点において共感をしたのは初めてです。
しかも出版した次の日に偶然本屋で出逢った本なので、
きっとこの本とはこのタイミングで出逢う運命だったんだと思います。
この本を読んで、ずっと親や周りの目を気にして言えなかった大学院への進学希望が確かなものへと変わりました。
何度でも読み返したいです。