あらすじ
『夢みる太陽』の高野苺が贈る青春ラブストーリーの最高傑作!高校二年生の菜穂に届いた未来からの手紙。そこには未来の自分の後悔がつづられていた。はたして菜穂は手紙を読み「後悔しない未来」を作ることができるのか?待望の第4巻発売。収録話は『orange』第13話~第17話と、『春色アストロノート』の新作第4話。全てコミックス初収録作品です。
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ある日突然、未来の“私”から手紙が届いたら、どうしますか?
高校2年生の菜穂の元に届いた手紙。そこには、10年後の彼女が高校生の自分に向けた、後悔の言葉と必ずやって欲しいこと、そして、翔のことを救って欲しいということが書かれていた。最初は疑う菜穂だが、手紙の内容が現実になるにつれ、信じるように。未来の菜穂はなぜ過去の自分に手紙を書いたのか。そして未来は変わるのか…。
SF・ミステリー的な要素も含んだ、繊細で切ない少女マンガです。一見よくある物語設定に思えますが、未来を変えたくても臆病な“自分”という超えられない壁がある故に、一歩踏み出せない菜穂に誰もが共感するのではないでしょうか。
特に、大事な人に思いを伝えられないでいる方に、読んで欲しい一冊です!未来でも過去でもなく今だからこそ、その思いを伝える大切さが分かり、勇気が出てきます。
本作と一緒に収録されている可愛らしい作品「春色アストロノート」もおすすめです!
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
え、もう側から見たらただのカップルなのにこれ付き合ってないって何事。雨やどりしてるところで手を繋ごうと手を差し出す菜穂は可愛かった。付き合う?って流れきたのに付き合わない選択をするのは何故なの。付き合うって約束は翔には重いのかな。体育祭は良かった。マジックで腹筋書いてる萩田くん笑った。毎回毎回、須和くんは最高だと思っているけど、それは間違いないんだけど、ところどころでボソッと的確な発言をしている萩田くんもすごくいいと思う。リレーはもはやウルウルどころじゃ済まなかった。泣いた普通に。現代で菜穂が「翔が生きてても私は須和と結婚するよ」ってやつ良かった。高校生の須和くんがたくさんたくさん我慢して翔と菜穂のために生きているから、少しでも救われるんじゃないかなと思えて。
春色アストロノート。竜秋おもしろい。本編より軽く読めてこれはこれで楽しみ。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
未来からの手紙は貴子・アズ・萩田にも届いていた。そして、手紙に書かれていた行動と別の選択をして翔と一緒に体育祭のリレーに出場することにした菜穂たち。この選択は翔を救うことにつながるのだろうか?菜穂と翔の距離も近づいていく第4巻―――。
【感想】
Posted by ブクログ
これで付き合ってないってなんなんだ…
天然×天然おそろしい。
翔からしたら、付き合うっていう約束事みたいなことして縛って菜穂を幸せにできなかったら怖いってことなんだろうな
■予想
みんなのおかげで翔は自殺を考えなくなるけど、
本当の事故に巻き込まれてしまって、翔が欠けた5人の未来は変わらないと思う。
ただ、翔の心は救えたよね、死ぬまでは幸せだったよね、で微ハピエンで終わりそう。
Posted by ブクログ
5人全員にそれぞれ未来の自分から手紙が届いていることが分かり、みんなで協力して翔を救うことを誓う。
しかし、それぞれ翔との関わり方も違うし、当然後悔していることも、五者五様。
やはり須和は知っていたんだ。未来の自分が菜穂と結婚して子供まで産まれていることを。
それでも、自分の幸せな未来を捨ててでも、翔と菜穂を応援しようとする須和。
だって、彼の一番の後悔は、翔の気持ちを見ない振りして、今自分が菜穂と幸せになっていることだから。
5人の中でもう一人、貴子だけはそのことを過去の自分に教えていた。
だからあの時「あんたが協力してって言うなら協力してもいい」って言ったんだね。
もしも翔を救えたなら……、そのあとで、須和には堂々と翔と勝負してほしい。
Posted by ブクログ
泣ける!の一言です。
5人が皆後悔していて、皆で翔を救おうと努力しているところがすごく心に響きます。
翔と菜穂の仲のいいところもなぜか読んでいて、悲しいような嬉しいような不思議な気分になります。
この漫画は読んで損はしません!
5月2日
実写映画化おめでとうございます
楽しみすぎる(///ω///)♪
Posted by ブクログ
菜穂と翔が少しずつ距離を縮めていくのはすごく嬉しい。けど、須和の心境を思うと切ない…。須和の気持ちが菜穂に伝わらないままっていうのは悲しすぎる。翔は救われてほしいけど、須和にも幸せになってもらいたい!
皆でリレーのバトンを繋ぐシーンは胸が熱くなりました。いい方向に向かっていってるように見えるけど、まだこれからなのかな。早く続きが読みたい…!!
ハギタくんの存在が好きです。笑
Posted by ブクログ
転校してきた翔は5人の仲間と過ごすようになり、その中の菜穂と両思いになる。しかし翔は始業式の日に、心を病んだ母の元にすぐに帰らず、仲間たちと過ごしたことで、母の自殺に遭遇する。自分を責め続ける翔。
菜穂は、未来からの手紙に、翔が自殺すること、救えなかったことを後悔していることなどが書かれており、救うために実行してほしいことが書かれている。
心の闇を友人に打ち明けられない翔を救うため、未来から来た手紙を受け取った仲間たちは奮闘する。生きていていいのかを思い悩む翔に、嫉妬の気持ちがわき始める。言葉でなく、仲間で運動会のリレーを成し遂げることで、翔が必要とされていることを伝えようとする。慰めるって言葉じゃ難しいよね。人を救うために何をすべきか自分で考えるって、その場面に遭遇したら難しいかもしれないな~。
最終話を妄想。
菜穂は無事に翔にチョコを渡すことができた。
しかし翔は帰り道不運にも菜穂の見る目の前で結局事故に遭ってしまう。
病院に運ばれる翔。
生と死の狭間で翔は4巻表紙、裏表紙のあのシーンの場面にいる。
自分が死んだと思い込んでいる翔は目の前でこっちを見ている赤ちゃんに気づく。その赤ちゃんを抱いた女性を見て翔はすべてを悟る。そして
そこにいる菜穂たちに今までの感謝の気持ちや後悔すべての想いと別れを告げる。と生きて!と声が響き
目が覚めると病室のベッド。
不思議な夢を見たと翔が菜穂たちに未来の菜穂たちの姿を見たことを話す。
その頃未来の菜穂たちは過去の自分に手紙がちゃんと届いていたこと、翔の本当の想いを知り涙している。
…なんていう妄想をしてみました。きっとハッピーエンドで終わるのではないかなとおもいます。違う次元に生きる未来の菜穂たちは翔の思い出を胸に、そして今を生きる菜穂たちは翔と共に。
もしハッピーエンドじゃないならまどまぎのほむらのように何度でも過去に手紙を送ればいい。