【感想・ネタバレ】思春期の子に、本当に手を焼いたときの処方箋33(小学館新書)のレビュー

あらすじ

どんな子にも即効性がある思春期の処方箋。

子どもの言葉が荒くなった。暴力をふるわれた。口をきいてくれないので何を考えているのかわからない……。10歳からはじまる思春期。子どもの突然の態度の変化に戸惑う親は多い。
37年間に100人。福岡県北九州市の「土井ホーム」にやってくるのは、ほかの施設では手に負えないほど心に傷を抱えた子どもたち。ともに暮らしながら心の傷を癒し、社会へと自立させてきた日本でただひとりの「治療的里親」が、だれにでもできて、どんな子にもすぐによく効く10~22歳、思春期の子育ての処方箋を伝授。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

心を閉じた子どもを里親として育てる施設オーナーが語る、子どもとの付き合い方。参考になる。

ただし、こういったら、こう答えるだろう、という会話のシミュレーションは実際は役に立たないことが多い。思春期の子どもだけではなく、大のオトナ相手(後輩、部下、若輩者など)でも基本と言えるコミュケーション術とも言えますよね。自分の言動をふりかえるきっかけにもなります。

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2014年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

特別目新しいことが書かれているわけではなかったけど、37年間も里親をされている経験からの実践的なアドバイスが豊富。
子供が万引きしたらどうやって冷静になってどう向き合う?みたいなエピソードもあり、心の準備に役立ちそうだと思った。
それにしでも普段できてないな〜、と思うこと多くて反省。

以下、読書メ

・Iメッセージを使う
・自己有用感を高める
・否定語を使わない
・自分だけ知っているようなところを褒める
・傾聴タイムを持つ
・こどもの気持ちにラベリングする
・褒めるのに重要なのはタイミング
・予告が大切
・してほしくない行動は無視
(好ましい行動に変わるきっかけ)
・自己形成モデルが重要
・3才までに一生の親孝行をしている
・反抗期に荒れてもレジリエンスが高ければいずれ正しい道に戻ってくる

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2020年07月16日

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