あらすじ
疲れすぎるのイヤ、パンク直せない、お酒大好き、でも、ちょっと乗ってみたい・・・。そんな“ものぐさ”な人のための、快適&ラクチンな自転車生活指南エッセイです。1年で17キロ(!)のダイエット、10年で1400万円(!!でもホントです)にも及ぶ経済効果、さらに、今まで知っていた街と街が点から線、面へとつながっていく楽しさ――。著者の実体験に基づく自転車生活一般のメリットを枕に、本書は「ものぐさ者は折りたたみ自転車(フォールディングバイク)に乗ろう!」と強く推薦(飲んだり疲れたら電車で帰れる、地方の旅にも気軽に持っていける、ストップ&ゴーが容易な特性は信号の多い都市むき、などがその理由)。その上で、「家のまわりで乗る」→「通勤に使う」→「日帰りの旅」→「地方への輪行」・・・と、ステップを追って、安全のための正しい乗り方や心得を紹介、初心者の方でも、今すぐ楽しい自転車生活を始められます。また「飲み会には居酒屋までは自転車で、帰りは折りたたんで電車かクルマで帰宅!」「都市に自転車を持って滞在、町中を走り回ることで住民気分を味わう」など既存の自転車本では決して書かれなかった折りたたみ自転車ならではのユニークな楽しみ方も満載、すでにロードバイクやクロスバイク、MTBなどに乗っている人にも必ずや自転車の新しい魅力が見つかる一冊です!難しいことは全部あとからなんとかなる、今すぐこの本を読んで“ものぐさ自転車”の悦楽世界へ漕ぎ出しましょう!
目次から:●自転車生活にはこんなにもメリットが●乗るべきはフォールディングバイクだ●自宅周辺を乗ろう●会社まで行ってみよう●大きく道草を食おう!●ツーリングにも、行ってみる?●2台目の自転車は?●自転車ブームはブームでは終わらない(自転車社会への考察)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
輪行という言葉自体初めてしった。確かに軽くて、すぐに折りたためる自転車であったら電車と併せて通勤できるなあ。BROMPTONという自転車も欲しくなってきた。
読んでいてワクワクする本だ。
Posted by ブクログ
これは楽しい!とっても楽しい。
うんうん、そうだよね、分かる分かる、と首肯しながら読みました。折りたたみ自転車が欲しくなり、輪行がしたくなる、困った本です。実践的な公道の走り方なども書かれていて、実用的にも使える。
Posted by ブクログ
この本読んでフォールディングバイクが欲しくなり、あれから何年、中古だがやっと手に入れたので、また読んでみた。
スポーツバイク入門だ。
その、入り口として、フォールディングの魅力を論じているわけで、本としてはその先まで、そして自転車を取巻く問題をも取り上げている
良書。自転車に乗りなくなる本。
Posted by ブクログ
「ものぐさ」と言いながら、実は筋がピシッと通っている。そんな著者の自転車生活悦楽術が披露されています。
楽しそうです。
実は私も、この疋田流自転車悦楽術と同じことを考えていたんです。その考えから、今乗っている自転車も買いました。
疋田さんは推奨自転車として「フォールディングバイク」3車をピックアップしています。私の愛車はそのうちの1台でした。
昨今の自転車ブームで、本格的な高級イタリアン・ロードレーサーにぴっちぴちのコスチュームで乗っている方もよく見かけるようになりました。でも、レースにでも出場するの? と違和感を覚えます。どうも「いき過ぎ君」に思えてしまうんです。一種のオタクだなぁと。アスリート過ぎて、自由さをかなり損ねていないでしょうか。私はもっと、気楽にいこうよ、と思うんです。
本書を読んだら、著者の疋田さんが同じ考えだったので、おもわず膝をたたいてしまいました。この著者の場合は「気楽に」を「ものぐさ」と表現しているんですね。ハードルを低く感じさせて、より多くの方に乗ってもらいたい。そしてその楽しさを実感してほしいという気持ちが現われたんでしょう。
酒を飲んだら、折りたたんで電車やタクシーで帰ることができる。昔のものとは違い、軽くなった現在のフォールディングバイクならではの利点です。
私は、長距離を走り疲れた帰りは電車でと思っているものの、まだ実際に電車内に持ち込んだことはありませんが。
最近は若い女性がかわいい自転車に乗っているのもよく見かけます。パステルカラーの小径車はおしゃれです。自転車ファッションが楽しそうです。「森ガール」だとか「山ガール」だとか、女性は無理のない適度な、程良い楽しみ方が上手で、感心します。
それにひきかえ、男性はとかく行き過ぎてしまいがちです。私の場合はそんな女性たちを参考にするとちょうど良いかと思っています。
Posted by ブクログ
肩肘張らずに折り畳み自転車で気軽に自転車を始めようという指南本。
基本的な準備はもちろん、その先のステップアップや筆者自信が体験した様々なエピソードで自転車の楽しさを伝えてくれます。
ちょっとでも自転車に興味がある人が一読すればきっと自転車が欲しくなるのではないでしょうか。