あらすじ
子育てに行き詰ったとき、視点が変わる一冊。子どもの体を大きく育てることだけが子育てではありません。早期教育よりも大事なことは? 自身の体験や保育の現場の体験を交えながら伝える子育てのエッセンス。※本書は、1998年2月に刊行された『子育て 愛があればだいじょうぶ』(小社刊)を文庫収録にあたり、再編集したものです。
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Posted by ブクログ
何気なく読み始めたけど、なんだか(いい意味で)予想外に良い本だった。
短い連載をまとめたもの、っていうこともあって個々の話はすぐ読めるし、読みやすい。
Posted by ブクログ
汐見さんの本は毎回優しい。友達が貸してくれました。
前文より。「子どもはこの世界に生まれてきて、生きるだけで精一杯。その子どもに生きるっておもしろいだろ?、感動的な思いをたくさん味わせること。もう一つは、自分の人生は自分で選べという姿勢の子育てが今の時代大切。」
私にすとんときた言葉。「育ってきた子どもが期待とちがっても、あーあーと笑う。日本の子育てはそういう文化がある。」
このあーあーと笑うっていいなーと思って。
もう一つ。「あっ、これまで子育てが間違っていたと思ったらそのとき変えればいい。子育ては失敗の連続。親ってそんなもの。親がこれでいいとやさしい笑顔でいることが大切。」
他の本とも重なる。「セルフイメージを高める。成功するイメージを重ねる。自分は~(プラス)だ。肯定感。」
基本姿勢は「よく子どもを観察する。→楽しむ。そのこに親が合わせる。」
「子どもは言葉を音として聴く。同じ言葉でも裏の意味(本当にほめている。親の思い通りに動かしたい、など)を感じる。心地よい音をたくさん聞かせたい。」