あらすじ
不運な人は幸せな人と何が違うのか。心の持ち方で人生は大きく変わる。災害心理学の第一人者が詳細に分析! 幸・不幸を招き入れる心理がわかった!
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Posted by ブクログ
人間は進んで危険に近づくという性質をもっていて、それと同時に、危険を作り出すという特異な能力を持っているとこの本は述べています。確かに人間は、大量破壊兵器を用いた戦争をしたり、危険だとわかっていながらも原子力発電所を作ったりと、言われてみればどんどん実感がわいてきます。人は生きていくということの代償に危険を生み出してしまうが、それを打ち砕いていくというサイクルを繰り返しているのだと、わからされるような内容でした。
Posted by ブクログ
われわれが危険を冒すとき、
なにかアドベンチュラスな冒険を連想することが少なくない。
アドベンチュラスな冒険とは、誰も損失を補償してくれなくても、
そんなことは意に介さず、
心をワクワクさせながら冒す類のものである。
それが自発的リスクである。
自発的リスクを冒す場合には、われわれは危険に近づく行為を楽しみのために行っている。
ロッククライミングやスカイダイビング、バンジージャンプなどがそうである。
これらの行為は誰かに命令されてやる義務的なものではなく、自分から進んでやるものだ。
骨折や下手をすれば死んでしまう恐れがあるが、
スカイダイビングやバンジージャンプはやりたいし、
凍死や墜落のリスクがあるからといって
愛好者たちはロッククライミングをやめようとも思わない。
*感想*
タイトルにひかれて買ってしまいました。
読んでみて。。。『人』というより『男はなぜ危険に近づくのか』という題のほうが
しっくりくるのではなでしょうか?
なんか、本て読んでる気分で、見えてくることが変わってくるのかなって思います。