あらすじ
自分の「言い分」を通すことは本当にむずかしい。「言い分」は国家レベルから、はては小さな子どもにいたるまで、みんながみんな持っている。しかも困ったことに、そのだれもが、「自分が正しい」と思っている。世界では「言い分」が通るほうが奇跡、通らないほうが当たり前なのだ。ゆえに「言い分」をとおすためには技術が必要なのであるが、そのことに自覚的である人はあまりに少ない。しかし、これはチャンスでもあるのだ。
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Posted by ブクログ
チェック項目9箇所。あなたの「言い分」はなぜ通らないかを明らかにするのが本書の目的。困ったことに、だれもが「自分が正しい」と思っている、だからこそ些細なことから対立や摩擦が生まれるのである。失敗した理由・・・「チャレンジしたから」。TPOとは言い換えれば、その場その場で空気を読む技術、すなわち臨機応変に対処するスキルなのである。運がいい人は、いいことばかり起きているんじゃなくて、いいことしか記憶に残っていないのよ。キズは隠したいと考える人が多いだろうが、本当は、キズはさらけ出したほうが愛される。ジコチュー人間が激増している。リスクをとりたくない人には、表立って責任を押しつけてはダメなのだ、逆に責任から逃れる方法をアドバイスしてやる。「もっとも優先すべきことは、紛争の当事者が納得できる解決をすること。このゴールさえ見誤らなければ、法律なんてどう使ってもいいんです」(橋本徹)。