あらすじ
コトラーの代表作となる大著『マーケティング・マネジメント』を理解するため
の、最もシンプルでやさしい入門解説書が登場!
企業のマーケティング戦略立案に欠かせないフィリップ・コトラー(ノースウェスタン大学経営大学院ケロッグスクール教授)の『マーケティング・マネジメント』。世界中のトップビジネススクールでテキストとして活用され、数多の実務家、研究者に多大なる影響を与えてきた「世界最高のマーケティングテキスト」です。
ただし、この本はマーケティングの百科事典的な本であり、大判1000ページにも及ぶ分厚さになります。いかんせん専門家もなかなか読破することが難しい大冊です。最後まで読み通せた人、理解できた人は少ないでしょう。かといって、『マーケティング・マネジメント』についてのやさしい解説書は皆無に近く、普通の人がコトラーの「理論」の本質にたどりつくためのよい教科書はありませんでした。
本書は、『マーケティング・マネジメント』のエッセンスにフォーカスして、わかりやすく噛み砕き、日本企業の事例を豊富に盛り込みながら、そのエッセンスをシンプルに、余すところなく伝えます。
モノが溢れ、自社製品やサービスを消費者に見つけてもらうこと自体が至難の業となっている今こそ、「マーケティングの神様」コトラーが渾身の力を込めて書いたテキストを真に理解することが必要なのではないでしょうか。
感情タグBEST3
初心者でもわかりやすい
マーケティング初心者でもわかりやすい入門本です。また、非常に読みやすく一気に読めます。実例解説もあるので堅苦しくなくて良かったです。
Posted by ブクログ
マーケティングマネジメントについて、要点を超入門として整理して紹介する良著。
<メモ>
・マクロ経済について、ファッド、トレンド、メガトレンドの三つがあり、それを見極めることが重要
・効果的なセグメンテーションのために
利益、接触、効果測定、差別化、実行という五つのポイントから考えることが有効
・ターゲティングのコツ
セグメントごとに侵入計画を。分け方は定期的に見直す、倫理に基づいた判断を。
・バリュー、ブランド、リレーションシッマネジメントして、カスタマーエクイティを最大化させること。顧客の生涯価値の最大化を目指すこと
・価格設定のポイント
経常利益最大化、上澄み獲得最大化、生き残りをかけるか、シェア最大化を目指すのか、製品品質最大化を目指すのか。