あらすじ
科学を勉強することに抵抗があるのは、
科学の教科書や専門書がまったく「バカバカしくないから」。
パンチラ、ドラえもん、マツコデラックスなど
身近すぎるたとえ話を駆使した天才・さくら剛の“超訳”により、
いまだかつてない「不真面目」で「わかりやすく」て
「なんじゃそりゃー! 」と叫びたくなる科学の教科書が生まれました。
光とか宇宙とか相対性理論とかまったく興味がない。
数式とか物理なんて言葉を聞くだけでもイヤ!
そんないわゆる“文系人間”のあなたに強くおすすめしたい一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
"難しいことをわかりやすく伝えてくれる、とてもありがたい本。
特殊相対性理論、量子のゼノン効果、重ね合わせ、等わかった気になる。
素粒子の世界は摩訶不思議な世界。
量子に関する本を読みたくなった。"
Posted by ブクログ
物理のこともっと学びたいと思わせてくれる本。とりあえず1番興味を持った進化論から専門書へチャレンジしてみます。知りたいとは思っていたけど、いきなり専門書は難解すぎていつも挫折。でも、これくらい軽ければどんどん読み進められます。そしてこの著者の文章が好きです❤︎
Posted by ブクログ
科学本とか、まじめに書いてあるのを読む気にはなかなかなれんのだけども、まぁふんわりと表層をなぞって分かった気になれるような本はまぁちょっと読んでみるかという気になるときもある。やっぱそれなりにインテリぶってみたかったり、知ったかぶってみたかったりってのはあるんよね。
というわけで読んでみたわけで。相対性理論やらなんやら、メジャーなところをそれなりに攻めているけども、にしたってネタが概ねおっさん向けで、これじゃ読者を選びまくりじゃないのか?って思うけど、まぁおっさんだしな、需要と供給のマッチってやつだし、ぶっちゃけ笑えてしまってね、お約束なネタも多いけど、それを笑える自分は笑点で笑ってしまうおじいちゃんと一緒じゃねーかと年を感じずにはいられないのです。
でもって分かった気にはなれるけど、読んだ後に残った感が皆無。でも教科書を読んだ後も分かった気になるだけだし、きっと効果は一緒に違いない。
Posted by ブクログ
こんなバカバカしい本に今まで出逢ったことがありません。
相対性理論などの難しい説明も、この人にかかれば笑えるものとなってしまうという不思議。スカートを覗くためにブラックホールを発生させるなんて発想、今まで思い浮かべた人がいるだろうか。でも、それはちゃんと理解しているからこそ出来ることだと思います。小難しい説明をされるよりも、このような例え話の方が印象に残って、いつまでも覚えていられます。
本書で一番笑ってしまったのは、一番最後にある年表でした。もう何もないだろうと油断していたところに不意打ちで殴られました。恐竜さんには申し訳ありませんが、しばらく笑いが止まりませんでした。
Posted by ブクログ
すごく面白くて分かり易い。相対性理論も量子論もそういうことなの?そうなの?ってことを面白く書いているのでどんどんページが進んでいきます。空間が歪んで時間が遅くなる…アインシュタインさん、やっぱりすごすぎますね。
Posted by ブクログ
読書録「感じる科学」4
著者 さくら剛
出版 サンクチュアリ出版
p159より引用
“ 宇宙論で有名なスティーブン・ホーキン
グ博士は、どちらかというと、タイムトラベ
ルの可能性に否定的で、「我々の周りに未来
からの旅行者がいないのだから、タイムマシ
ンなんて作れないということだ」と発言され
たそうです。”
目次より抜粋引用
“光
特殊相対性理論
万有引力
一般相対性理論
量子論”
苦難と笑いに満ちた旅行記を著している著
者による、理解が難しい科学理論を身近な例
えで解説した一冊。
光の性質から生物の進化についてまで、独
特の例えと言い回しで書かれています。
上記の引用は、タイムマシンについて書か
れた章での一節。
中々納得のいく発言だなと思います。しかし、タイムマシンを開発するくらいに進歩した人々
ならば、過去などと関わっても仕方ないと考
えて、ただ観察だけしているのかも知れませ
ん。
文章や例えはふざけていて、バカバカしく
ありますが、p193の高齢者に関しての一文を
見ていると、的を射た意見も結構あるのでは
ないかと思わざるを得ません。
他の著作の旅行記を読んで、書かれ方に苦
手意識を持たない方なら、科学を面白いもの
にしてくれるであろう良い一冊ではないでしょ
うか。
ーーーーー
Posted by ブクログ
サイエンスが専門ではない作家による、「光」、「相対性理論」、「量子論」、「タイムマシン」、「発明」、「宇宙」、「進化論」についての初心者向け解説エッセイ本。
専門家でないので、もしかしたら正確性には欠けるのかもしれないが、非専門家の立場として、初心者読者と同じ目線で書かれているので、とっつきやすい。
相対性理論に関しては過去数冊、入門書を読んでみたが、本書が一番わかりやすいと感じた。
ただ、ところどころにぶっこまれるギャグがつまらなく、うっとおしく感じたので、その点☆一つマイナス。
Posted by ブクログ
おもしろおかしく相対性理論や進化論、宇宙の歴史を解説してくれる。
1回読んでおいて損はない本。
世界の不思議さが、感じられます。
生物多様性の大切さもわかる!
Posted by ブクログ
@sakuratsuyoshi #さくら通信
内容的にいうと「感じる物理」がほとんどという感じ。物理を専攻した自分にとっても現代の物理は日常の感覚とはかけ離れたものとなっておりなかなかイメージし難いため、一般には理解困難なものになっている。しかし、ここまで面白おかしく説明してもらえると、きっと物理に興味を持ってくれる人も増えるに違いない。
著者も言っている通り科学入門のさらなる入口として中高生にオススメ。若干、記述に問題もあるが・・・
Posted by ブクログ
相変わらずおもしろかったし分かりやすかった。
科学に興味を引き立てる役目になってるなぁとは思ったけど、自分はそれ以上深く知りたいと思わなかったので、この本で充分です。
Posted by ブクログ
内容は薄めなので、科学やってた人、好きだった人は読んじゃダメね。
嫌いだった人、避けて生きてきた人が読むと、くだらなさ過ぎてむちゃくちゃ面白い。
あ、でも30代以上じゃないと理解できないネタ多し。
笑って声出ちゃう。コジコジと並んで、電車とかバスの中は厳禁な本。
Posted by ブクログ
■光,相対性理論,量子論,進化論等の超訳本。
数式などは一切出てこない。
■例えが面白く,楽しく読み進めることができる。
■著者の他書も読んでみたくなったが,
書き方が全部同じらしいので(一人ボケ,ツッコミ),
連続で読むと,お腹一杯になってしまうかもしれない。
Posted by ブクログ
相対性理論や進化論について、下らない、それいらんやろ、という突っ込みを絶えず受けそうな冗談を交えて解説。嫌いではないというか、好き。下らないけど、腕が必要。ベースがしっかりしてるから、というのもあるな。とりあえず。
Posted by ブクログ
ど素人には役に立つ科学入門だと思いますが、ある程度、科学に詳しい人は、表現の大袈裟さに怒るかもしれません。
しかしながら、説明の方向性についていえば、間違っているわけではないのが、この本のいいところだと思います。
とってもバカバカしい本ですが、ここまで徹底すると潔いです。
Posted by ブクログ
単純に楽しい。科学ってこんなに楽しいんだと思わせてくれる。もっといろんなことが知りたくなってくる。
子供にも読んで欲しいのですが、ネタがちょっと古いので伝わりにくいかな。
Posted by ブクログ
相対性理論や宇宙、進化といった分野の最新科学を軽いノリで解説する。
ちょいちょい挟んでくる下ネタ系のネタは正直うざったいが、これがなければただのブルーバックスの写しになってしまうのである程度は仕方ないか。
Posted by ブクログ
結局のところ難しくて理解はできなかったけど、
タイトルであるにあるように、科学を少し身近に感じられた。
書いてあることはばかばかしいことばかりだったけれど、科学に対する苦手意識は薄れると思う。
Posted by ブクログ
光が光の速さで飛べるのは、重さがないからです。
科学の本私達の肌は、青に近い色を吸収するためいわゆる「肌色」をしています。紫の光を吸収する肌なら河童風の人になりますし、オレンジを吸い取ると今度はアバター的な人になります。
科学の本ゴキブリは1秒間でおよそ1mを走りますが、これは人間の身長で考えると100mを1秒で走る計算になると言われています。
科学の本素粒子や原子などシャイで極小の物質たちは、状態と状態の中間の姿を観測者に絶対に見せません。AかBか、必ずどちらかの確定した状態でしか姿を現さないのです。
照明から発射された光の粒は、少女のしっとり首筋に当たるとそこでプヨーンと跳ね返り、あなたの瞳をめがけて一直線に進みます。アイドルの生首筋からやって来た光の粒子はそのままあなたの眼球に侵入し、あなたの体と一体化。そこで網膜内の分子と反応した光の粒が、あなたの脳に少女の首筋の映像を見せているのです。
科学や物理学というと、難しそうでなんだか近寄りがいと感じるもの。
著者はそのような世界を平易な語り口で興味深く語っている。
例えば上記は「物を見る」という行為をあらわしたもの。
私たちが人や物を見るとき、それは究極的にはその物自体を見ているわけではない。
その物体に反射した光を見ている。
それを表現すると上記のようになる。
=目次=
chapter1 光
「光の性質」、「色彩」、「速度の相対性と光速度不変の原理」
竹コプターをつけたのび太くんと、スネ夫くんのラジコンと、東京スカイツリーと光との関係』
chapter2 特殊相対性理論
「時間の遅れ」、「長さの縮みと質量の変化」、「時間と長さの相対性」、「質量とエネルギー関係 E=mc2」
、『婚活中のアラフォー女性の方が、職場にいる年下の男の子をしとめる方法』
、『マ○コ・デラックスの全質量をエネルギーに換算したら、どれほどとんでもない事態が起こるのか?』
chapter3 万有引力
「万有引力の法則」、「地球の重力」
chapter4 一般相対性理論
「空間の歪み」、「重力と時間」
、『直立した体勢にもかかわらず勝手にパンチラが目に入ってくるという状況を作ってみる』
chapter5 量子論
「素粒子の性質」、「量子のゼノン効果」、「重ね合わせ」、「多世界解釈」
、『素粒子と、仕事中にいかがわしいサイトをニヤニヤと閲覧している社員との共通点』、「多世界解釈」 は、『もしも"もしもボックス"がこの世に存在するとしたら、この世界のすべてはどうなってしまうのか?』
chapter6 タイムマシン
「閉じた時間的曲線の存在可能性」、「親殺しのパラドックス」
chapter7 発明
「量子テレポーテーション」、「光学迷彩」、「人体冷凍保存」
chapter8 宇宙
「宇宙の誕生」、「宇宙の終焉」、「暗黒物質とダークエネルギー」、「地球外知的生命体」
Posted by ブクログ
普通に楽しく読めるが、世代限定ネタがどこまで通じるんだろう。そこをクリアしても、本来のターゲットである「科学をよく知らない人」に伝わるのか、もう一つよくわからない。知ってる人が読んでニヤリとする本、のような気がする。
Posted by ブクログ
これを面白いと言って終わって良い物なのかどうか自分にはわからない。
あまりにも内容は薄っぺらく、その内容も著者のたとえ噺がほとんどであり読後感いったいなんなのって感じがする。
これを学問としてとらえずにただの娯楽的読み物だとすれば秀逸なのだが科学とついている以上どうとらえるべきなのだろうか。
やはり専門的分野はそれを理解しなおかつユーモアを交えて論理的に語れる人が望ましい。
光
光の性質 色彩 速度の相対性と光速度普遍の原理
特殊相対性理論
時間の遅れ 長さの縮みと質量の変化
時間と長さの相対性 質量とエネルギーの関係
E=Mc2
万有引力
万有引力の法則 地球の重力
一般相対性理論
空間のゆがみ 重力と時間
量子論
素粒子の性質 量子ゼノン効果 重ねあわせ
多世界解釈
タイムマシン
閉じた時間的曲線の存在可能性
親殺しのパラドックス
発明
量子テレポーテーション 光学迷彩 人体冷凍保存
宇宙
宇宙の誕生 宇宙の終焉
暗黒物質とダークエネルギー 地球外知的生命体
進化論
獲得形質と遺伝 個体差または突然変異
共進化と性選択 生きた化石 ネオテニー化